マイクロライブ空間アプリ「corom」を見に行く

音楽制作

エレキギターの録音方法を徹底解説!自宅でもクオリティを上げるコツ

エレキギターの録音方法は3つしかありません。アンプにマイクを立てる、インターフェイスに直接つなぐ、アンプシミュレーターを使う。

集合住宅や深夜に録るなら、選べるのは後ろの2つです。防音環境の有無で、ほぼ決まります。

この記事では3つの方法の違い、自宅で音質を上げる5つのポイント、DAWの選び方をまとめました。

この記事の結論

  • 録音方法は3つです。マイク録音(アンプを鳴らす)、ライン録音(直接つなぐ)、アンプシミュレーター録音(ソフトで音を作る)。
  • 防音環境がなければマイク録音は選べません。アンプをある程度の音量で鳴らす必要があるためです。
  • 自宅ならライン録音とアンプシミュレーターの組み合わせが基本です。ライン録音は素の信号なので、音作りは別に必要になります。
  • オーディオインターフェイスは必須です。スマートフォンやパソコンの内蔵端子はノイズが乗りやすく、音質が安定しません。
  • 1万〜3万円台の入門機でも音質は確保できます。まず導入し、ノイズ対策とモニタリング環境を整えてください。

エレキギターの録音方法は大きく3種類

electric guitar recording (Photo: RDNE Stock project / Pexels)

エレキギターを録音する方法は、大きく分けて以下の3つがあります。

方法 録れる音 向く環境 必要なもの
マイク録音 アンプ固有の音色・鳴り・空気感 防音スタジオ、防音室、音出し可能な一軒家 アンプ、ダイナミックマイク、スタンド、インターフェイス、DAW
ライン録音 素の信号。音作りは別途 自宅、集合住宅、深夜 インターフェイス、DAW
アンプシミュレーター ソフトでアンプの音色を再現 自宅、機材コストを抑えたい場合 インターフェイス、DAW、プラグインかハードウェア

– マイクを使ってアンプを録音する「マイク録音」 – ギターをオーディオインターフェイスに直接つなぐ「ライン録音」 – アンプシミュレーターやプラグインを使う「ソフトウェア録音」

それぞれに長所と短所があり、目的や環境によって最適な方法は変わります。順番に見ていきましょう。

マイク録音(アンプ録音)

ライブで使うアンプの選び方は、ライブアンプの選び方にまとめました。

マイクをアンプのスピーカーの前に置き、実際に鳴らした音をそのまま収録する方法です。

最大の魅力は、アンプが持つ固有の音色・鳴り・空気感をリアルに録れることです。プロのレコーディングスタジオでも使われる手法で、「本物のギターサウンド」を求めるなら最有力の選択肢です。

ただし、自宅での実践にはいくつかのハードルがあります。アンプをある程度の音量で鳴らす必要があるため、防音環境が整っていないと近隣への配慮が難しくなります。

また、マイクの位置によって音が大きく変わるため、セッティングに慣れが必要です。

向いている環境: 防音スタジオ・防音室・音出し可能な一軒家など

必要な機材: – アンプ – ダイナミックマイク(定番はShure SM57) – マイクスタンド – オーディオインターフェイス – DAWソフト(録音・編集ソフト)

ライン録音

アコギを録る場合の手順は、アコースティックギターを自宅で録音する方法で解説しています。

ギターをオーディオインターフェイスに直接つなぎ、音をそのままデジタルデータとして録音する方法です。

アンプを鳴らさないため、深夜や集合住宅でも録音できる点が大きな利点です。セッティングもシンプルで、「ギター→オーディオインターフェイス→DAW」という流れが基本になります。

ただし、そのままでは「素の信号」として録れるため、音作りは別途必要になります。DAW上のプラグインやアンプシミュレーターと組み合わせて使う形が基本です。

向いている環境: 自宅・集合住宅・深夜の録音

必要な機材: – オーディオインターフェイス – DAWソフト – アンプシミュレータープラグイン(任意)

アンプシミュレーター・プラグイン録音

ソフトウェア上でアンプの音色を再現し、ギターサウンドを作り上げる方法です。ライン録音と組み合わせて使います。

Native Instrumentsの「Guitar Rig」、IK Multimediaの「AmpliTube」、Line 6の「Helix Native」などのプラグインがあります。アンプを持っていなくても、多彩なサウンドを手軽に試せるのが魅力です。

また、専用のアンプシミュレーターハードウェア(Line 6 HXシリーズ、BOSS GT-1000など)を使えば、より直感的に操作しながら録音することもできます。

向いている環境: 自宅・機材コストを抑えたい方・多ジャンルをカバーしたい方

必要な機材: – オーディオインターフェイス – DAWソフト – アンプシミュレータープラグインまたはハードウェア

自宅録音のクオリティを上げる5つのポイント

home studio setup (Photo: Alina Vilchenko / Pexels)

録音方法を選んだあとは、音質をさらに高めるための工夫が重要です。以下の5点を意識するだけで、仕上がりが大きく変わります。

1. オーディオインターフェイスを必ず使う

マイクプリアンプまで必要かどうかは、マイクプリアンプは必要?で扱っています。

スマートフォンやパソコンの内蔵マイク・音声端子での録音は、ノイズが乗りやすく音質が安定しません。録音のクオリティを担保するうえで、オーディオインターフェイスの導入は最優先で考えたいところです。

FocusriteのScarlettシリーズやPreSonusのAudioBoxシリーズなど、1万〜3万円台の製品でも音質は確保できます。

2. ノイズ対策を徹底する

エレキギターはノイズを拾いやすい楽器です。録音前に以下の点を確認しておきましょう。

– シールドケーブルの接触不良がないか – ギターのボリュームやトーンポットにガリ(接触不良によるノイズ)がないか – 蛍光灯・パソコンのACアダプターなどの電磁波から距離を置く – ギターのピックアップやブリッジのアース接続が適切か

小さなノイズでも録音後の編集で目立ちやすくなるため、録音前に音を出しながらチェックする習慣をつけるとよいでしょう。

3. モニタリング環境を整える

スピーカーやヘッドフォンの種類によって、音の聴こえ方は大きく異なります。一般的なリスニング用スピーカーやイヤフォンは特定の帯域が強調されることがあり、録音・ミックスの判断に影響します。

可能であれば、フラットな音響特性を持つモニタースピーカーやモニターヘッドフォンを使うのがおすすめです。ヘッドフォンであればSony MDR-7506やAudio-Technica ATH-M50xなどが定番として知られています。

4. DI(ダイレクトボックス)を活用する

ライン録音やアンプシミュレーターを使う場合、DI(ダイレクトボックス)を経由することでインピーダンスの不整合によるノイズや音質劣化を防げます。

パッシブタイプとアクティブタイプがありますが、宅録では電池式または電源供給式のアクティブDIが使いやすいでしょう。

5. 部屋の反響音に気を配る

マイク録音では、部屋の壁や天井に音が反響すると、もわっとした不明瞭な録音になります。

布製のソファや厚みのあるカーテン、カーペットなどが吸音材の代わりになります。本格的に録音環境を整えたい場合は、吸音パネルや吸音フォームを活用するとよいでしょう。

クローゼットの中に入って録る方法も、吸音素材に囲まれるので効果があります。

DAWはどれを選べばいい?

各DAWの違いは、個人アーティスト向けDAW比較でも比べています。

music production software (Photo: Anna Pou / Pexels)

エレキギターの録音には、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の選択も重要です。代表的なものを簡単に整理します。

GarageBand(Mac/iOS): 無料で使えるApple純正DAW。直感的な操作で始めやすく、アンプシミュレーター機能も内蔵しています。

最初に試す1本として向いています。

Audacity(Windows/Mac/Linux): 無料のオーディオ編集ソフト。シンプルな録音・編集には対応していますが、本格的なミックスには向きません。

Logic Pro(Mac): Apple製の本格DAW。GarageBandの上位版にあたり、プロのレコーディングにも使われます。

Ableton Live/Cubase/Studio One: クロスプラットフォームで使える本格DAW。本格的な音楽制作を目指すなら、これらのいずれかを選ぶとよいでしょう。

まずはGarageBandや無料トライアル版で操作感を試してから、有料版への移行を検討するのがおすすめです。

よくある質問

集合住宅でもエレキギターを録音できますか?

できます。ライン録音とアンプシミュレーターを組み合わせれば、アンプを鳴らさずに録音できます。

マイク録音はアンプをある程度の音量で鳴らす必要があるため、防音環境がないと近隣への配慮が難しくなります。

オーディオインターフェイスは必ず必要ですか?

必要です。スマートフォンやパソコンの内蔵マイク・音声端子はノイズが乗りやすく、音質が安定しません。

FocusriteのScarlettシリーズやPreSonusのAudioBoxシリーズなど、1万〜3万円台の製品でも音質は確保できます。

アンプを持っていなくても録音できますか?

できます。アンプシミュレーターのプラグインを使えば、アンプなしで多彩な音色を試せます。

Native InstrumentsのGuitar Rig、IK MultimediaのAmpliTube、Line 6のHelix Nativeなどが選択肢です。

DAWは何を選べばよいですか?

MacならまずGarageBandです。無料で使え、アンプシミュレーター機能も内蔵しています。

本格的に進めるならLogic Pro、Ableton Live、Cubase、Studio Oneのいずれかに移行してください。無料トライアル版で操作感を試してから決めるのが確実です。

録った音がもわっとするのはなぜですか?

マイク録音の場合、部屋の壁や天井に音が反響しています。

布製のソファ、厚みのあるカーテン、カーペットが吸音材の代わりになります。クローゼットの中で録る方法も、吸音素材に囲まれるため効果があります。

ノイズが乗るときはどこを見ればよいですか?

シールドケーブルの状態、電源の取り方、パソコンやディスプレイとの距離です。

エレキギターはノイズを拾いやすい楽器なので、録音前に配置を見直してください。

エレキギター録音のまとめ

エレキギターの録音方法は、大きく「マイク録音」「ライン録音」「アンプシミュレーター録音」の3つに分かれます。

– マイク録音:生々しいサウンドを狙うなら、防音環境がある方に – ライン録音:騒音を出さずに手軽に始めたい方に – アンプシミュレーター録音:多彩な音色を自宅で試したい方に

どの方法でも、オーディオインターフェイスの導入・ノイズ対策・モニタリング環境の整備が音質向上の基本です。自分の環境や目的に合った方法から、まずは一つ試してみてください。

毎日配信をしても、お客さんは増えない。告知をしても、ライブの客席は空いたまま。新しい曲を作っても、誰にも届かない。

努力はしているのに、ほとんどの人が報われない。それが、多くのアーティストが直面している現実です。

「もっと集客を頑張れ」と言われても、簡単にできたら誰も悩んでいません。結果が出ないのは、才能でも努力不足でもなく、「届ける方法」を知らないだけ です。

コロム は、ファンと一体になれるマイクロライブ空間アプリ。

  • 1ヶ月で50人規模のライブを完売
  • SNSフォロワー数が5,000人を突破
  • 副業から始めて、音楽だけで食べていけるようになったアーティストも

昇給を待つより、今の環境を変えるほうが早い。仕事があっても、地方に住んでいても、音楽を諦める必要はありません。

まずは、環境を変えることから。想像を超えるアーティスト生活を、コロムから始めてください。

アーティスト登録申請はこちら

ABOUT ME

インディペンデントアーティスト編集部

「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介する オウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、 音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。