マイクロライブ空間アプリ「corom」を見に行く

仕事

作曲家になるには?仕事内容・必要なスキル・収入を解説

作曲家は、楽曲のメロディ・コード進行・全体の構成を生み出し、アーティスト・映像作品・広告などの現場に音楽を届ける専門職です。表現者であると同時に、依頼に応える職人としての側面も持ちます。

必要なのは音楽理論、DAWの操作、依頼者の要望を音に翻訳する対話力の3つ。学び方は音楽大学・専門学校、独学とオンラインスクールの組み合わせ、音楽制作会社のアシスタントという3つの経路があります。

この記事では、仕事の中身、必要な資質、学習経路、収入とキャリアパスを順にまとめました。

この記事の結論

  • 作曲家が生み出すのは楽曲の音楽的な骨格です。歌モノのポップスから映画やゲームの劇伴、CM音楽、企業VPの音楽まで活動領域は多岐にわたります。
  • 依頼形態は3つ。複数の作曲家が提出して採用が決まるコンペ形式、指名依頼、自作カタログのライセンス販売です。
  • 必要な力は音楽理論、DAWの操作、依頼者の要望を翻訳する対話力。ジャンルごとの定石を引き出しとして持っているかどうかで、対応できる依頼の幅が変わります。
  • 学び方は3経路です。音楽大学や専門学校、独学とオンラインスクールの組み合わせ、音楽制作会社にアシスタントとして入る道があります。
  • 楽曲提供の報酬は買取と印税の2形態。買取はCMやBGM案件で1曲数万円〜数十万円、メジャーアーティストへの提供では1曲数十万円〜という相場感です。
  • 専属契約は月額固定の契約金が支払われる代わりに、作った楽曲の権利を会社が管理します。新人時代の収入は安定しますが、自由度は下がります。

作曲家とはどんな仕事?

music composer studio (Photo: cottonbro studio / Pexels)

作曲家とは、楽曲の音楽的な骨格を生み出す専門家です。担うのはメロディ、コード進行、全体の構成。

歌モノのポップスから、映画やゲームの劇伴、CM音楽、企業VPの音楽まで、活動領域は多岐にわたります。

依頼形態は大きく分けると、コンペ形式(複数の作曲家が提出して採用が決まる)、指名依頼、自作カタログのライセンス販売の3つです。最近は配信音楽や動画コンテンツ向けの楽曲制作も需要が増えており、作曲家が活躍できる現場は広がり続けています。

依頼形態ごとの性格を整理すると、次のとおりです。

依頼形態 決まり方 向いている段階
コンペ形式 複数の作曲家が提出し、採用が決まる 実績が少なく、数で経験を積みたい段階
指名依頼 依頼者が作風や実績を見て直接頼む 代表曲や取引先ができてから
自作カタログのライセンス販売 既存の楽曲が選ばれて使われる 作りためた曲を収入につなげたい段階

楽曲を他アーティストに届ける流れは楽曲提供の仕事の始め方、作りためた曲を売る方法はストック音楽販売の始め方で扱っています。

主な活動の場は以下のとおりです。

– 音楽制作会社・出版社所属の専属作曲家 – フリーランス作曲家(コンペ・指名・楽曲提供) – アーティストとして自作曲を演奏・配信する道 – 映像・ゲーム業界の音楽スタッフ

組織に所属して安定的に楽曲を量産する人もいれば、フリーで自分の作風を売り出していく人もおり、働き方の幅が広い職業です。

作曲家に必要な資質・スキル

composer piano notes (Photo: cottonbro studio / Pexels)

音楽理論と作曲の基礎

作曲家として継続的に仕事を受けるには、コード進行・スケール・対位法・和声学といった音楽理論の素養が欠かせません。理論を踏まえているからこそ、感覚で出てきたメロディを再現可能な形に整えられます。

ポップス、バラード、EDM、劇伴といったジャンルごとの定石を引き出しとして持っているかどうかで、対応できる依頼の幅は変わります。

DAWと打ち込みのスキル

現代の作曲家にとって、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の操作スキルは必須といえます。Logic Pro・Cubase・Studio One・Pro Toolsなど、自分が使い慣れたソフトで楽曲を完成形まで仕上げられる力が必要です。

入り口はLogic Pro 始め方ガイドやStudio Oneの始め方にまとめました。

シンセサイザー音源、サンプリング音源、生楽器の打ち込みノウハウが揃って初めて、デモではなく納品レベルの音源を出せる仕事になります。

依頼者の要望を翻訳する力

作曲家の仕事は、依頼者のイメージを音にする翻訳業でもあります。「もっと爽やかに」「90年代っぽく」「企業の信頼感を出したい」。

こうした抽象的なオーダーを具体的な音の選択に落とし込む対話力が問われます。

参考曲のレファレンスを汲み取り、依頼者の言葉にならないニュアンスを汲み上げる感覚は、経験を積むほど磨かれていく要素です。

作曲家になるための学習経路

music composition student (Photo: Yan Krukau / Pexels)

音楽大学・専門学校で学ぶ

音楽大学の作曲科や、専門学校のミュージッククリエイター科で学ぶのが、最も体系的なルートです。「東京藝術大学」「国立音楽大学」「洗足学園音楽大学」、専門学校なら「尚美ミュージックカレッジ」「ESPエンタテインメント」などが代表的です。

理論・楽器演奏・DAW・編曲・スコアリングまでを2〜4年かけて学べる環境は、独学では得難い土台になります。編曲そのものの考え方は編曲の基本で扱っています。

在学中に同期や講師との人脈ができるのも、後の仕事に直結する財産です。

独学+オンラインスクールで学ぶ

近年は、独学とオンラインスクールを組み合わせて作曲家を志す人も増えています。YouTubeや書籍で理論を学び、DAWの操作はメーカー公式チュートリアルやオンライン講座で習得していくスタイルです。

自分のペースで進められる反面、客観的なフィードバックを得にくいのが弱点です。SNSで作品を発信したり、コンペに継続的に参加したりして、外からの目を入れる工夫が成長のカギになります。

音楽制作会社にアシスタントとして入る

実務経験を積む有力なルートとして、音楽制作会社にアシスタントとして入る方法があります。先輩作曲家の制作補助をしながら、現場の進め方・納品基準・依頼者とのやり取りを肌で覚えていけます。

プロの仕事を間近で見続けられる環境は、自分一人では得られない学びの宝庫です。専属契約に発展したり、独立後の取引先につながったりするケースも珍しくありません。

作曲家の収入とキャリアパス

professional composer studio work (Photo: Bert Christiaens / Pexels)

楽曲提供・コンペ採用の報酬

楽曲提供の報酬は、買取契約と印税契約の2形態が一般的です。買取の場合、CMやBGM案件で1曲数万円〜数十万円、メジャーアーティストへの提供では1曲数十万円〜という相場感があります。

印税契約の場合は、作品の売上やストリーミング再生数に応じて継続的な収入が発生します。仕組みの内訳は音楽クリエイターの印税とはにまとめました。

代表曲が長く再生され続ければ、十年単位で印税が入る仕組みです。

専属作曲家としての収入

音楽出版社や制作会社と専属契約を結ぶ作曲家もいます。月額固定の契約金が支払われる代わりに、作った楽曲の権利を会社が管理する形態です。

新人時代の収入を安定させやすい一方、独立後と比べて自由度は下がります。ただし契約期間中に実績と人脈を作れるため、キャリアの初期ステップとしては合理的な選択肢になります。

劇伴・ゲーム音楽というキャリア

映像作品やゲームの劇伴を専門にする作曲家も増えています。1作品で数十曲〜百曲規模の楽曲を作るプロジェクトもあり、長期的に安定した収入につながりやすい領域です。

監督・プロデューサーとの信頼関係が築ければ、シリーズ作品で継続的に依頼されるケースも多くあります。映像と音楽を一緒に作る面白さが、この道の魅力です。

よくある質問

作曲家の仕事内容は何ですか?

楽曲の音楽的な骨格、つまりメロディ・コード進行・全体の構成を生み出す仕事です。歌モノのポップスから映画やゲームの劇伴、CM音楽、企業VPの音楽まで活動領域は多岐にわたります。

依頼形態は、複数の作曲家が提出して採用が決まるコンペ形式、指名依頼、自作カタログのライセンス販売の3つ。最近は配信音楽や動画コンテンツ向けの楽曲制作も需要が増えています。

作曲家になるにはどんなスキルが必要ですか?

3つあります。コード進行・スケール・対位法・和声学といった音楽理論、DAWで楽曲を完成形まで仕上げる操作スキル、依頼者の抽象的なオーダーを具体的な音に落とし込む対話力です。

理論を踏まえているからこそ、感覚で出てきたメロディを再現可能な形に整えられます。シンセサイザー音源、サンプリング音源、生楽器の打ち込みノウハウが揃って初めて、デモではなく納品レベルの音源を出せる仕事になります。

作曲家になるにはどこで学べばよいですか?

経路は3つです。音楽大学の作曲科や専門学校のミュージッククリエイター科、独学とオンラインスクールの組み合わせ、音楽制作会社にアシスタントとして入る道。

学校は理論・楽器演奏・DAW・編曲・スコアリングまでを2〜4年かけて学べ、同期や講師との人脈もできます。独学は自分のペースで進められる反面、客観的なフィードバックを得にくいのが弱点です。

独学でも作曲家になれますか?

YouTubeや書籍で理論を学び、DAWの操作はメーカー公式チュートリアルやオンライン講座で習得するスタイルで志す人も増えています。

ただし客観的なフィードバックが不足しがちです。SNSで作品を発信したり、コンペに継続的に参加したりして、外からの目を入れる工夫が成長のカギになります。

作曲家の収入はどのくらいですか?

楽曲提供の報酬は買取契約と印税契約の2形態です。買取の場合、CMやBGM案件で1曲数万円〜数十万円、メジャーアーティストへの提供では1曲数十万円〜という相場感があります。

印税契約は、作品の売上やストリーミング再生数に応じて継続的な収入が発生します。代表曲が長く再生され続ければ、十年単位で印税が入る仕組みです。

専属作曲家とフリーランスはどう違いますか?

専属は音楽出版社や制作会社と契約し、月額固定の契約金が支払われる代わりに、作った楽曲の権利を会社が管理する形態です。新人時代の収入を安定させやすい一方、独立後と比べて自由度は下がります。

ただし契約期間中に実績と人脈を作れるため、キャリアの初期ステップとしては合理的な選択肢になります。

劇伴やゲーム音楽はどんな仕事ですか?

1作品で数十曲から百曲規模の楽曲を作るプロジェクトもあり、長期的に安定した収入につながりやすい領域です。

監督・プロデューサーとの信頼関係が築ければ、シリーズ作品で継続的に依頼されるケースも多くあります。

まとめ:作曲家は理論・技術・対話力を磨き続ける職業

作曲家になるためのステップを整理すると、以下の流れになります。

– 音楽理論・DAW・依頼者対応の力を磨く – 音楽大学・専門学校または独学+オンラインで体系的に学ぶ – 音楽制作会社のアシスタント・コンペ参加で実績を積む – 専属契約またはフリーランスでキャリアを確立する – 劇伴・ゲーム音楽など専門領域で活動の幅を広げる

一夜にして売れっ子になる仕事ではなく、楽曲を積み重ねながら依頼者の信頼を獲得していく長期戦です。音を生み出す喜びと、表現を仕事にする手応えを両立できる、奥行きのある職業といえます。

隣接する職種は編曲家になるには、作詞家になるにはでも扱っています。

作曲家として楽曲提供を続けながら、自身もアーティストとしてライブ活動を行う方も少なくありません。「書く側」と「届ける側」を両立する生き方は、音楽の世界では自然な選択肢のひとつです。

毎日配信をしても、お客さんは増えない。告知をしても、ライブの客席は空いたまま。新しい曲を作っても、誰にも届かない。

努力はしているのに、ほとんどの人が報われない。それが、多くのアーティストが直面している現実です。

「もっと集客を頑張れ」と言われても、簡単にできたら誰も悩んでいません。結果が出ないのは、才能でも努力不足でもなく、「届ける方法」を知らないだけ です。

コロム は、ファンと一体になれるマイクロライブ空間アプリ。

  • 1ヶ月で50人規模のライブを完売
  • SNSフォロワー数が5,000人を突破
  • 副業から始めて、音楽だけで食べていけるようになったアーティストも

昇給を待つより、今の環境を変えるほうが早い。仕事があっても、地方に住んでいても、音楽を諦める必要はありません。

まずは、環境を変えることから。想像を超えるアーティスト生活を、コロムから始めてください。

アーティスト登録申請はこちら

ABOUT ME

インディペンデントアーティスト編集部

「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介する オウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、 音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。