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YouTube Musicにアーティスト登録する方法!公式チャンネル化の手順

YouTube Musicには、単独で登録する窓口が基本的にありません。作業の実体は、配信代行サービスを通じて楽曲を届けることと、自動で作られたアーティストページを公式アーティストチャンネルの申請で自分の管理下に置くことの2つです。

公式アーティストチャンネルの申請は、配信代行サービス経由が個人には最も現実的です。統合しても既存チャンネルの登録者数は引き継がれます。

この記事ではYouTubeとの関係、申請前の確認、楽曲を届ける手順、公式アーティストチャンネルの条件と申請、統合と紐付け、分析画面の見方、登録後の設定までまとめました。

この記事の結論

  • YouTube MusicはYouTubeと同じ土台にあり、単独の登録窓口は基本的にありません。
  • 作業は2つに分かれます。配信代行サービスで楽曲を届けることと、自動生成されたページを公式アーティストチャンネルの申請で自分の管理下に置くことです。
  • 申請前にチャンネルの有無と、配信登録した名義とチャンネル名の表記統一を確認してください。
  • 申請は配信代行サービス経由が個人には現実的です。管理画面からチャンネルのURLを送るだけで手続きが進みます。
  • 統合しても登録者数は引き継がれます。自動生成されていた「Topic」付きのチャンネルは一本化されます。
  • 紐付けがうまくいかない原因で最も多いのは、アーティスト名の表記揺れです。自分で直せない領域なので、サポート窓口へ早めに相談してください。

YouTube MusicとYouTubeの関係

YouTube MusicとYouTubeの関係を示す、スマホの音楽アプリ画面

配信代行サービスの違いは配信代行サービス徹底比較で扱っています。

まず、二つのサービスの関係を整理しておきましょう。ここを誤解したまま進めると、どこで何をすればよいのか分からなくなります。

YouTube Musicは、YouTubeの音楽部分を専用の形で聴けるようにしたサービスです。別々のサービスというより、同じ土台の上に立つ二つの入口だと考えると分かりやすくなります。

動画としてYouTubeにある楽曲も、条件を満たせばYouTube Musicの中に現れます。

そのため、YouTube Musicに単独で登録するという窓口は基本的に存在しません。楽曲をYouTube Musicに並べるには、配信代行サービスを通じて音源を届けるか、YouTubeに公開した音楽動画が音楽コンテンツとして扱われるかのどちらかになります。

ここが他の配信サービスと大きく異なる点です。

もう一つ押さえておきたいのが、アーティストページは自動的に作られるという仕組みです。配信された楽曲の情報をもとに、そのアーティストのページがサービス側で生成されるため、自分で作るものではありません。

つまり、「登録する」と考えられている作業の実体は、次の二つに分かれます。

  • 楽曲をYouTube Musicに届けること
  • 自動で作られたページを、自分の管理下に置くこと

前半は配信代行サービスの仕事で、後半が公式アーティストチャンネルの申請にあたります。

登録の前に確認しておくこと

登録前に確認しておくことを、机のノートのチェックリストで確かめる様子

作業を始める前に、手元の状況を確認しておきましょう。準備が整っていないまま申請すると、差し戻される場合があります。

YouTubeのチャンネルを持っているかが、最初の確認項目です。公式アーティストチャンネルは、既存のチャンネルを土台にして作られます。

まだ持っていない場合は、先にチャンネルを開設しておきましょう。

アーティスト名の表記が統一されているかも重要です。配信サービスに登録した名義と、YouTubeのチャンネル名が食い違っていると、同一人物として認識されにくくなります。

大文字と小文字、スペースの有無、記号の使い方まで揃えておきましょう。

楽曲が配信されているかも確認しましょう。1曲も配信されていない状態では、公式アーティストチャンネルの条件を満たせません。

まだの方は、配信代行サービスへの申し込みから始めることになります。

配信代行サービスは複数あり、年額制のものと1作品ごとに課金するものがあります。料金体系だけでなく、YouTube Musicへの配信に対応しているかを確認してから選びましょう。

料金や対応範囲は変更される可能性があります。

同名のアーティストがいないかも、あらかじめ調べておきたい点です。同じ名前の別アーティストがいると、ページがまとめられてしまうことがあり、修正には時間がかかります。

手順の具体例はTuneCoreの使い方にまとめました。

楽曲をYouTube Musicに届ける手順

楽曲をYouTube Musicに届けるため、PCで音源を送る様子

ここからは実際の流れです。まずは音源を届ける工程から進めます。

配信代行サービスに登録することが出発点です。アカウントを作り、アーティスト名や連絡先、振込先などの基本情報を入力します。

音源とジャケット画像を用意します。音源は圧縮していない形式が求められることが一般的で、ジャケット画像は正方形で一定以上の解像度が必要になります。

仕様はサービスによって異なるため、提出前に条件を確認してください。

楽曲情報を入力します。曲名、アーティスト名、リリース日、ジャンル、作詞作曲者の情報などです。

ここで入力した表記が、そのまま各サービスに並びます。後から直すのは手間がかかるため、送信前に一文字ずつ見直しておきましょう。

配信先にYouTube Musicを含めます。多くのサービスでは配信先を選択する画面があり、既定で主要サービスが選ばれています。

念のためYouTube Musicが含まれているかを確認しましょう。

リリース日は余裕を持って設定します。審査や各サービスへの反映に時間がかかるため、公開したい日の3週間ほど前には申し込んでおくと安心です。

配信が完了すると、YouTube Musicの中に自分の楽曲が並びます。この時点では、アーティストページは自動生成された状態で、まだ自分の管理下にはありません。

公式アーティストチャンネルの条件と申請

公式アーティストチャンネルを申請するため、自宅でPCを使う音楽家

自動生成されたページを自分のものにする工程が、公式アーティストチャンネルの申請です。

公式アーティストチャンネルになると、名前の横に音符のマークが表示され、アーティスト本人の公式なチャンネルとして示されます。楽曲、公式ミュージックビデオ、ファンがアップロードした関連動画が一つのページにまとまるため、聴き手が迷わずたどり着けるようになります。

条件として、一般的には次のような点が求められます。

申請の方法 進め方 向いている人
配信代行サービス経由 管理画面から自分のチャンネルのURLを送る 個人アーティスト全般。最も現実的
自分で直接申請 YouTube Studioやアーティスト向けの案内ページから申請 代行に対応していないサービスを使っている場合

申請から反映までの期間は、数日から数週間です。条件や窓口の名称は変更される可能性があるため、申請前に公式のヘルプページで確認してください。

条件として、一般的には次のような点が求められます。

  • 音楽配信サービス経由でリリースされた楽曲があること
  • チャンネルをアーティスト本人が運営していること
  • チャンネルが音楽コンテンツを中心としていること
  • コミュニティガイドラインに違反していないこと

条件や必要な楽曲数は変更される可能性があるため、申請前に公式のヘルプページで最新の情報を確認しましょう。

申請の方法は、大きく二つあります。

配信代行サービス経由で依頼する方法が、個人には最も現実的です。多くのサービスが申請代行に対応しており、管理画面から自分のチャンネルのURLを送るだけで手続きが進みます。

自分で直接申請する方法もあります。YouTube Studioやアーティスト向けの案内ページに申請の窓口が用意されている場合があり、チャンネルと配信済み楽曲の紐付けを自分で申請する形です。

窓口の場所や名称は変わることがあるため、申請前に公式ヘルプで確認しましょう。

申請から反映までは、数日から数週間かかることがあります。すぐに反映されなくても、繰り返し申請しないほうが無難です。

チャンネルの統合と楽曲の紐付け

チャンネルの統合と楽曲の紐付けに関わる、画面上のアルバムのジャケット

申請が通ると、既存のチャンネルと自動生成されていたアーティストページが統合されます。ここで起きる変化を、あらかじめ知っておきましょう。

チャンネルの登録者数は引き継がれます。新しいチャンネルが作られるわけではなく、今使っているチャンネルがそのまま公式アーティストチャンネルとして扱われる形です。

積み上げてきた登録者を失う心配はありません。

自動生成されていた「トピックチャンネル」は統合されます。配信した楽曲は、アーティスト名の後ろに「Topic」と付いたチャンネルに自動でまとめられていることがあります。

これが本来のチャンネルに吸収され、一本化されます。

楽曲の一覧も表示される形です。チャンネルのページに、配信済みの曲やアルバムが並ぶ形になり、動画とは別に音源へたどり着ける導線ができます。

紐付けがうまくいかない場合、原因はいくつか考えられるでしょう。アーティスト名の表記揺れが最も多く、配信登録した名義とチャンネル名が完全に一致していないと、別のアーティストとして扱われます。

同名アーティストとの混同も起こり得ます。この場合は、配信代行サービスのサポート窓口に状況を伝えて対応を依頼する流れになります。

自分で直せない領域のため、早めに相談しましょう。

YouTube for Artistsで見られる情報

YouTube for Artistsで見られる情報を示すPCのグラフ画面

登録が完了すると、アーティスト向けの分析画面が使えるようになります。ここを活用できるかどうかで、その後の活動の進め方が変わります。

再生数と視聴者数の推移が確認できます。楽曲ごと、期間ごとに数字を追えるため、どの曲が伸びているのかも見えるはずです。

SNSでの告知やライブの直後に数字が動いているかを見ると、施策の効果を判断しやすくなります。

数字の読み方の考え方はSpotifyアナリティクスの見方が参考になるでしょう。

視聴者の地域も表示されます。都市単位で見られる場合があり、遠征やライブの開催地を考えるときの材料になります。

自分が想定していなかった地域で聴かれていると分かることも珍しくありません。

年齢層と性別の傾向も確認できます。届けたい層と実際の聴き手がずれている場合、告知の言葉や出演するイベントを見直すきっかけになります。

楽曲がどこで聴かれているかという情報も有用です。検索から来ているのか、プレイリストに入ったのか、関連動画から流れてきたのか。

プレイリスト経由の再生が多い曲は、同じ雰囲気の楽曲を続けて出すと伸びやすい傾向があります。

数字は毎日見る必要はありません。月に一度、前月と比べる程度で十分です。

細かく追いすぎると、制作の時間が削られてしまいます。

登録後に確認しておきたい設定

登録後に確認しておきたい設定を、スマホの設定画面で操作する手元

公式アーティストチャンネルになったら、いくつか整えておきたい項目があります。ここまで済ませて、ようやく登録が完了したといえます。

プロフィール画像とバナーを設定しましょう。検索結果や関連表示で最初に目に入る部分です。

小さく表示されても分かる画像を選ぶと、印象に残りやすくなります。

チャンネルの説明文には、どんな音楽をやっているのかを最初の1行に書きましょう。検索結果で表示される場合があり、長い経歴から書き始めると肝心の情報が切れてしまいます。

チャンネル運用の全体像はアーティストのYouTube活用術で扱っています。

再生リストを作ることも有効です。オリジナル曲、ライブ映像、カバーと区分けしておくと、初めて訪れた人が目的の動画にたどり着けます。

カバーを扱う場合の考え方はカバー曲のアレンジ方法にまとめました。

注意点も挙げておきます。他人が権利を持つ楽曲を扱う場合、カバーや使用の条件は公開の方法によって異なります。

動画共有サービス側が管理団体と契約している範囲もありますが、条件は変わる可能性があるため、公開前に案内を確認しましょう。

収益の実際はサブスク配信で個人アーティストはいくら稼げる?で扱っています。

収益に関する扱いも、配信代行サービスや契約内容によって変わります。分配の仕組みや必要な手続きについては、利用しているサービスの案内を確認しておきましょう。

アカウントの管理も忘れずに行ってください。チャンネルを失うと取り戻すのは簡単ではないため、二段階認証を設定し、複数人で運用する場合は権限を分けておきましょう。

よくある質問

YouTube Musicに登録する窓口はどこですか?

単独の登録窓口は基本的に存在しません。YouTube MusicはYouTubeの音楽部分を専用の形で聴けるようにしたサービスで、同じ土台の上に立つ二つの入口だと考えると分かりやすくなります。

楽曲を並べるには、配信代行サービスを通じて音源を届けるか、YouTubeに公開した音楽動画が音楽コンテンツとして扱われるかのどちらかです。

アーティストページは自分で作るのですか?

作りません。配信された楽曲の情報をもとに、サービス側で自動生成されます。

そのため「登録する」作業の実体は、楽曲を届けることと、自動で作られたページを自分の管理下に置くことの2つに分かれます。後者が公式アーティストチャンネルの申請です。

公式アーティストチャンネルになると何が変わりますか?

名前の横に音符のマークが表示され、アーティスト本人の公式なチャンネルとして示されます。

楽曲、公式ミュージックビデオ、ファンがアップロードした関連動画が一つのページにまとまるため、聴き手が迷わずたどり着けるようになります。アーティスト向けの分析画面も使えるようになります。

申請はどうやって行いますか?

方法は2つです。配信代行サービス経由で依頼する方法が個人には最も現実的で、管理画面から自分のチャンネルのURLを送るだけで手続きが進みます。

もう一つは自分で直接申請する方法です。窓口の場所や名称は変わることがあるため、申請前に公式ヘルプで確認してください。

申請から反映までは数日から数週間かかることがあり、すぐに反映されなくても繰り返し申請しないほうが無難です。

今のチャンネルの登録者数はどうなりますか?

引き継がれます。新しいチャンネルが作られるわけではなく、今使っているチャンネルがそのまま公式アーティストチャンネルとして扱われます。

あわせて、アーティスト名の後ろに「Topic」と付いた自動生成のチャンネルも本来のチャンネルに吸収され、一本化されます。

楽曲が紐付かないときはどうしますか?

最も多い原因はアーティスト名の表記揺れです。配信登録した名義とチャンネル名が完全に一致していないと、別のアーティストとして扱われます。

同名アーティストとの混同も起こります。いずれも自分で直せない領域のため、配信代行サービスのサポート窓口に状況を伝えて対応を依頼してください。

分析画面は何を見ればよいですか?

再生数と視聴者数の推移、視聴者の地域、年齢層と性別、楽曲がどこで聴かれているかです。

地域は都市単位で見られる場合があり、遠征やライブの開催地を考える材料になります。毎日見る必要はなく、月に一度、前月と比べる程度で十分です。

YouTube Musicへのアーティスト登録まとめ

YouTube Musicへの登録をまとめ、自宅で録音するギタリスト

YouTube Musicへのアーティスト登録について、要点を整理します。

  • YouTube MusicはYouTubeと同じ土台にあり、単独の登録窓口は基本的にない
  • 楽曲は配信代行サービスを通じて届け、アーティストページは自動生成される
  • 申請前にチャンネルの有無とアーティスト名の表記統一を確認する
  • 公式アーティストチャンネルは配信代行サービス経由でも申請できる
  • 統合しても登録者数は引き継がれ、トピックチャンネルは一本化される
  • 紐付けの不具合は表記揺れが原因のことが多く、サポート窓口に相談する
  • 分析画面では地域や年齢層が分かり、活動の判断材料になる
  • 条件や仕様は変更される可能性があるため、公式ヘルプで最新情報を確認する

まずは自分のアーティスト名でYouTube Musicを検索し、今どのような状態になっているかを確かめてみてください。そこから必要な手順が見えてきます。

毎日配信をしても、お客さんは増えない。告知をしても、ライブの客席は空いたまま。新しい曲を作っても、誰にも届かない。

努力はしているのに、ほとんどの人が報われない。それが、多くのアーティストが直面している現実です。

「もっと集客を頑張れ」と言われても、簡単にできたら誰も悩んでいません。結果が出ないのは、才能でも努力不足でもなく、「届ける方法」を知らないだけ です。

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インディペンデントアーティスト編集部

「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介する オウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、 音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。