マイクロライブ空間アプリ「corom」を見に行く

ライブ

ライブ録音の方法!個人でも高音質なライブ音源を残す方法

「ライブを録音したいけれど、どんな機材で何を録ればいいか分からない」「録ったライブ音源を活用したい」と感じている方は少なくありません。ライブ録音は活動のアーカイブとして、また配信や物販素材として重要な資産です。

ライブ録音の方法は、「PA音源を録る」「会場のアンビエンスを録る」「両方をミックスする」の3パターンが基本です。用途と予算に応じて選びます。

この記事では、ライブ録音を、機材・PA録音・アンビエンス・マイクポジション・編集・配信録音・活用の7つの観点で解説します。

この記事の結論

  • ライブ録音は3パターン。PA音源を録る、会場のアンビエンスを録る、両方をミックスする。用途と予算で選びます。
  • 最もクリーンな音が録れるのはPAミキサーからのライン出力です。事前にPAスタッフへ「ライン出力を取らせてください」と依頼しておきます。
  • 会場のアンビエンスは、ステレオマイクペアを客席後方に立てて録ります。拍手や歓声が入ると、ライブらしさが増します。
  • バックアップ録音は必ず用意してください。複数の機材で録っておくと、1台が止まっても音源が残ります。
  • 録音レベルは歪まない範囲に設定します。一度歪んだ音は、後から元に戻せません。
  • 録れた音源は配信、物販CD、SNSの切り抜き、自分の振り返りと、用途ごとに書き出し直して使えます。

ライブ録音の機材

audio recorder device (Photo: dlxmedia.hu / Pexels)

録音の3パターンを整理すると、次のように分かれます。

録音方法 音の性格 必要な準備 向いている用途
PA音源(ライン出力) 最もクリーン。観客の音は入りにくい PAスタッフへの事前依頼、XLRやTRSケーブル 配信や物販用の音源
会場のアンビエンス 臨場感があり、拍手や歓声も入る ステレオマイクペアやハンディレコーダーを客席後方に設置 ライブらしさを残したい場合
両方をミックス クリーンさと臨場感を両立できる 別録りした音をDAWで同期する作業 ライブアルバムとして仕上げる場合

続いて、主要な録音機材を整理します。

ハンディレコーダー:Zoom H4n、H6など。シンプルで便利。

1〜5万円。

マルチトラックレコーダー:Zoom LiveTrak L-12、Tascam DR-680MKIIなど。各楽器を別チャンネルで録音。

オーディオインターフェース+ノートPC:DAWで多チャンネル録音。

スマートフォン:簡易録音用。専用マイクで音質向上可能。

360度カメラ・VR録音:没入感のあるライブ録音。

音源とマイク:別途マイクを準備する場合、用途別に選ぶ。選び方はアーティストのためのマイク選び方ガイド、インターフェースはオーディオインターフェイスの選び方で扱っています。

バッテリーと予備電源:長時間録音の対策。

機材は活動規模に合わせて選びます。

PA音源の録音

mixing console live (Photo: K / Pexels)

PA経由の録音方法を整理します。

PAミキサーからのライン出力:会場のPAから直接音源を取る。最も安定した品質。

ステレオアウト:最も簡単。完成形に近い音源。

マルチトラック:各楽器を別チャンネルで録音。後で編集自由度が高い。

PAスタッフへの依頼:事前に「ライン出力を取らせてください」と依頼。相談のしかたは、ライブハウスの音響打ち合わせにまとめました。

機材の接続:XLRケーブル、TRSケーブルで接続。

録音レベルの調整:歪まないよう、適切なレベル設定。

バックアップ録音:複数の機材で録音してリスク分散。

PA音源は最もクリーンな音が録れます。

アンビエンス(会場の音)録音

microphone stand venue (Photo: Sašo Vukadinović / Pexels)

会場の臨場感を録る方法を整理します。

ステレオマイクペア:会場の中央後方に設置。ライブの空気感を録音。

ハンディレコーダー:マイク内蔵で簡単設置。

観客の反応:拍手、歓声などのライブ感を録る。

マイクの位置:観客席後方が一般的。

PA音源との同期:別録りの場合、後でDAWで同期。

ライブの臨場感を伝える:アンビエンスが入るとライブ感が出る。

ノイズ対策:マイクスタンドの揺れ、観客の声に注意。除去の手順は、ノイズ除去の方法で解説しています。

会場の音を入れると、ライブらしさが増します。

マイクポジションの基本

stage microphone placement (Photo: Ben Collins / Pexels)

マイクの設置位置を整理します。

ボーカル:シンガーのマイクライン出力。

ギター:ギターアンプの前にマイク、またはライン出力。

ドラム:オーバーヘッドステレオ、キックインマイク、スネアトップなど。

ベース:ライン出力が基本。

キーボード・シンセ:ライン出力。

ライブハウスの場合:会場のPAエンジニアと相談。

会場全体:ステレオマイクペアで会場の音を録る。

マイク本数:シンプルなら2〜4本、本格的なら8〜16本。

マイクポジションが録音品質を決めます。

録音後の編集と書き出し

daw screen audio editing (Photo: Egor Komarov / Pexels)

編集の流れを整理します。

DAWでの編集:Logic Pro、Pro Tools、Cubaseなど。

音量バランス調整:各楽器の音量を整える。

EQ・コンプ:各楽器の音色を整える。

ノイズ除去:会場のノイズ、機材ノイズを除去。

MCの編集:長すぎるMCの短縮、聞こえにくい部分の調整。

マスタリング:全体の音圧と音色のバランス。工程の中身は、音源マスタリングとは?で扱いました。

書き出し形式:WAV(高音質)、MP3(軽量)、AIFF(Mac向け)。

複数バージョン作成:配信用、物販用、SNS用に最適化。

編集次第でライブ音源の価値が大きく変わります。

配信ライブの録音

musician home recording (Photo: Alina Vilchenko / Pexels)

配信ライブの録音を整理します。

DAWでの直接録音:配信中にDAWで録音する。

録画機能との併用:OBSなど配信ソフトの録画機能。

音声と映像の同期:別途録音した音と映像を同期。撮影側の手順はライブ映像の撮影を個人で行う方法、編集はライブ動画編集の個人向けガイドが参考になります。

配信用音源とリリース用音源の分離:用途別に編集。

配信プラットフォームのアーカイブ:自動アーカイブと別途録音を併用。

バックアップ録音:複数の機材で録音。

配信中のトラブル対策:機材の二重化。

配信ライブも質の高い録音が可能です。

ライブ録音の活用

cd album release (Photo: cottonbro studio / Pexels)

録音した音源の活用法を整理します。

ライブアルバムのリリース:複数曲をまとめてリリース。

配信プラットフォームへの公開:Spotify、Apple Musicなどでライブアルバム配信。手続きは配信代行サービス徹底比較で扱っています。

YouTubeでの公開:映像と組み合わせて公開。

物販用CD:会場限定のライブCD。作り方は自主制作CDの作り方にまとめてあります。

SNS用ショート音源:印象的な瞬間を短く切り抜き。

自分の練習・振り返り用:自分のパフォーマンスを客観的に分析。

ファンクラブ限定配信:会員限定の特別音源。

メディアへの提供:ラジオ番組などへの楽曲提供。

ライブ録音は資産として長く活きます。

よくある質問

ライブ録音にはどんな方法がありますか?

3つです。PA音源を録る、会場のアンビエンスを録る、両方をミックスする。

用途と予算に応じて選びます。

PA音源は最もクリーンに録れ、アンビエンスは拍手や歓声が入ってライブらしさが出ます。

どんな機材が必要ですか?

手軽なのはハンディレコーダーで、1〜5万円程度が目安です。各楽器を別チャンネルで録るならマルチトラックレコーダー、DAWで多チャンネル録音するならオーディオインターフェースとノートパソコンになります。

簡易的な記録ならスマートフォンでも録れます。専用マイクを足すと音質が上がります。

PAから音をもらうにはどうすればよいですか?

事前にPAスタッフへ「ライン出力を取らせてください」と依頼してください。当日いきなり頼むと、対応できないことがあります。

接続はXLRケーブルやTRSケーブルで行い、録音レベルは歪まない範囲に設定します。

会場の空気感も録りたいときは?

ステレオマイクペアを客席の中央後方に設置してください。マイク内蔵のハンディレコーダーなら、置くだけで録れます。

マイクスタンドの揺れや近くの観客の声が乗りやすいため、設置場所には注意してください。

マイクは何本必要ですか?

シンプルな構成なら2〜4本、本格的に録るなら8〜16本が目安です。

ドラムはオーバーヘッドのステレオにキックインやスネアトップを足し、ベースやキーボードはライン出力が基本になります。

録音に失敗しないコツはありますか?

バックアップ録音です。複数の機材で同時に録っておけば、1台が止まっても音源が残ります。

配信ライブでも同じで、配信ソフトの録画機能とDAWでの録音を併用すると安全です。

録った音源は何に使えますか?

ライブアルバムのリリース、配信プラットフォームでの公開、YouTubeでの映像公開、会場限定の物販CD、SNS用の短い切り抜き、ファンクラブ限定配信です。

自分のパフォーマンスを客観的に振り返る材料としても機能します。用途ごとに書き出しを分けておくと扱いやすくなります。

ライブ録音のまとめ

live concert microphone (Photo: William Sutherland / Pexels)

ライブ録音の方法について、押さえておきたいポイントを整理します。

  • 機材はハンディレコーダーからマルチトラックまで予算別に
  • PA音源(クリーン)と会場のアンビエンス(臨場感)を録る
  • マイクポジションが録音品質を決める
  • DAWで編集してマスタリング
  • 配信ライブも同様に録音可能
  • ライブ音源は資産として多用途で活用

ライブ録音は活動の貴重な資産になります。今日から、次回ライブで録音機材を準備してみてください。

毎日配信をしても、お客さんは増えない。告知をしても、ライブの客席は空いたまま。新しい曲を作っても、誰にも届かない。

努力はしているのに、ほとんどの人が報われない。それが、多くのアーティストが直面している現実です。

「もっと集客を頑張れ」と言われても、簡単にできたら誰も悩んでいません。結果が出ないのは、才能でも努力不足でもなく、「届ける方法」を知らないだけ です。

コロム は、ファンと一体になれるマイクロライブ空間アプリ。

  • 1ヶ月で50人規模のライブを完売
  • SNSフォロワー数が5,000人を突破
  • 副業から始めて、音楽だけで食べていけるようになったアーティストも

昇給を待つより、今の環境を変えるほうが早い。仕事があっても、地方に住んでいても、音楽を諦める必要はありません。

まずは、環境を変えることから。想像を超えるアーティスト生活を、コロムから始めてください。

アーティスト登録申請はこちら

ABOUT ME

インディペンデントアーティスト編集部

「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介する オウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、 音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。