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ライブの歌詞の覚え方!歌詞を覚えるコツや忘れた時の対処法を解説

chihiroblog

ライブ初心者のなかには「ライブ中は歌詞を見ないほうが良い?」「どうやったら効率よく歌詞を覚えられるの?」といった悩みを抱えている人も少なくないでしょう。

確かにライブでは、できるだけ歌詞を見ずに歌えた方が良いですが、無理をしてしまうとライブ本番で歌詞を忘れてしまい自信を失ったり、以降のライブが怖くなってしまったりする可能性も少なくありません。

そんなリスクをできるだけ避けるために、本記事ではライブで歌詞を覚えるための具体的な方法や、万が一本番中に忘れてしまった際の対処法などを詳しく解説します。

この記事を最後まで読めば、歌詞を完璧に覚え、自信を持ってライブに臨むことができるでしょう。

ライブ前に歌詞を覚えるべき?カンペはダメ?

結論から言うと、ライブ前に歌詞は覚えておくことをおすすめします。

カンペを見ながら歌うと、以下のようなデメリットがあるからです。

  • かっこ悪くなる
  • 表現力が下がる
  • 楽器演奏でミスしやすくなる

歌詞を見ながら歌うと、どうしても視線が歌詞カードやモニターに固定されてしまい、かっこ悪くなりがちです。さらに、文字を追うことに意識が集中してしまうので、歌詞の意味や感情を込めて歌うことが難しくなります。

観客はミュージシャンの顔や表情、パフォーマンスを見に来ているため、視線が下がったり無表情で歌ったりしていると観客の満足度は下がってしまうでしょう。

さらに、ギターやピアノなどの楽器を演奏しながら歌う場合、演奏に集中できず、ミスするリスクが高まります。

歌詞を覚えることで、感情を込めた表現やリラックスした演奏ができるようになり、全体的にパフォーマンスの質が上がるので、できるだけ歌詞は覚えてからライブに臨みましょう。

ライブで歌詞が飛ぶ人は必見!歌詞の覚え方やコツを紹介

歌詞を覚える重要性がわかっていても「なかなか歌詞が覚えられない」と悩んでいる人もいるでしょう。

歌詞を覚えるためには、単純に何度も読んだり歌ったりすることに加えて、効率的な練習方法を取り入れることも重要です。

ここでは、ライブで歌詞をしっかり覚えるための効果的な練習方法を、5つ紹介します。

曲を何度も聴く・歌う

歌詞を覚えるポイントは、最初から目で見て覚えるのではなく、まずは音で覚え、そのあと歌詞を確認することです。最初に歌詞だけを覚えようとすると、曲に乗せたときに違和感を感じたり忘れやすくなったりしてしまいます。

そのためまずは、曲を繰り返し聴くことから始めましょう。メロディーとリズムを頭に染み込ませることで、歌詞も自然と記憶に残りやすくなります。通勤や家事の時間など、隙間時間を活用して曲を繰り返し聴きましょう。

ある程度歌詞が頭に入ったと思ったら、自分で何度も歌ってみることも重要です。最初は歌詞カードを見ながら歌い、徐々に歌詞を見ずに歌うようにしましょう。

歌詞を繰り返し紙に書きだす

手を動かして歌詞を書き出すことは、記憶を定着させるのに非常に効果的です。書くことで視覚と触覚が刺激され、記憶に残りやすくなります。パソコンで歌詞を打ち込んでも良いですが、手書きの方が刺激が多いため、早く覚えられるでしょう。

また、時間がないときは歌詞全体を書き出すのではなく、特に覚えにくい部分にしぼって何度も繰り返し書くのがおすすめです。

さらに、書き出す際に歌詞の意味を考えながら書いたり、自分が感じたことをメモ書きしたりすると、歌詞への理解が深まり、記憶に定着しやすくなります。

曲の構成毎に分割して覚える

一度に全ての歌詞を覚えようとすると、混乱しやすくなるため、曲の構成に合わせて歌詞を分割し、パートごとに覚えていくようにしましょう。

例えば、Aメロ、Bメロ、サビなどのパートごとに区切り、順番に練習していくと効率的です。それぞれのパートをしっかり覚えてから、最後に全体を通して練習することで、無理なく歌詞を覚えられます。

歌なしの音源に合わせて歌う

カラオケバージョンやインストゥルメンタルの音源を使って練習することで、より本番に近い状態で練習ができます。

歌ありの音源に合わせて練習していると、どうしても耳で歌詞を拾ってしまうので、完璧に歌詞を覚えているのか確認できません。歌なしの音源に合わせて歌うことで、歌詞があいまいな部分が明確になります。

また、事前に実際のライブと近い状況で練習しておけば、本番で歌詞が飛んでしまう可能性も下がるでしょう。

カラオケバージョンの音源が手に入らない場合は、事前にバンドメンバーに歌なしの演奏を録音させてもらうのがおすすめです。

アカペラで歌う

伴奏なしのアカペラで歌う練習も効果的です。伴奏がない状態で歌詞を思い出すことで、自分が本当に歌詞を覚えているかを確認できます。

もし歌詞を忘れてしまっても伴奏を止める必要がなく、時間をかけて歌詞を思い出すことができるので、まだあまり歌詞を覚えていない練習初期の段階にもおすすめです。

また、アカペラで歌うことで、自分の声や発音にも意識が向くため、歌詞だけでなく表現力も高められます。

ストーリーや光景を思い浮かべながら歌う

歌詞には、ストーリーや作曲者の思いが込められていることが、ほとんどです。歌詞を覚える際に、そのストーリーや思いから想像できる光景を頭の中でイメージすることで、より記憶に残りやすくなります。

例えば、歌詞に出てくる登場人物や情景を、自分の知り合いや過去の経験に置き換えて想像しながら歌うことで、歌詞の意味や感情がより鮮明になり、忘れにくくなるでしょう。

また、この方法で歌詞を覚えると、感情を乗せて歌いやすくなる、というメリットもあります。

具体的に覚える期限を設定する

歌詞を覚えるための期限は、具体的に設定しておきましょう。「ライブ当日までに覚えればいい」と考えると、つい練習が後回しになってしまいがちです。

具体的な期限を設定することで緊張感が生まれ、集中して練習できるようになります。

歌詞を全て覚える期限に加えて「1番を〇月〇日までに覚える」のように、曲の構成ごとに細かく覚える期限を設定するのもおすすめです。

ライブ中に歌詞を忘れる人のための予防策と対処法

ライブ本番では、緊張やトラブルのせいで急に歌詞を忘れてしまうことも、少なくありません。

そこでここからは、歌詞を忘れないための予防策と、万が一忘れたときの対処法を紹介します。

これから解説する対策をとっておけば、本番でも安心してパフォーマンスに集中できるでしょう。

忘れる原因を把握しておく

すでにライブをしたことがあり、歌詞を忘れてしまった経験がある人は「自分がなぜ歌詞を忘れてしまうのか」原因を理解しておきましょう。歌詞を忘れてしまう原因を把握しておくことで、効果的な対策を立てることができます。

例えば「緊張しやすい」ことが原因なら、事前に少人数の前で歌う練習をして慣らしたり、緊張をほぐすルーティンを作ったりすると効果的でしょう。

「難しい部分に集中しすぎて全体を見失う」という原因があるなら、難しい部分を重点的に練習し、集中しなくても歌えるようにしておく、といった対策が可能です。

本番を意識して練習しておく

「ちゃんと覚えられているのに、本番でよく歌詞を忘れてしまう」という人は、本番を意識した練習が足りない可能性があります。練習とは違う環境のせいで、余計なことを考えたり緊張したりしてしまうのが原因なので、事前に本番に近い環境に慣れておきましょう。

具体的には、練習を友人に見てもらったり、ライブ配信をしてみたり、本番のステージに似ているスタジオを借りたり、ライブ本番のつもりでパフォーマンスも加えて歌ったりする、などの方法があります。

小さい歌詞カードを用意しておく

歌詞を完全に覚えたとしても、本番は念のために小さな歌詞カードを持っておきましょう。

ポケットに入れておけば、歌詞を忘れたときに素早く確認できますし、実際に使うことはなくても「いざとなったら歌詞カードがある」と思えるだけで、緊張がほぐれます。

ハミングで歌う

「ハミングで歌う」のも、歌詞を忘れてしまったときの効果的な対処法です。

メロディーを保ちながらハミングすることで、観客には違和感を与えずに演奏を続けられますし、次の歌詞を思い出す時間を稼ぐこともできます。

本番でいきなりハミングに切り替えるのは難しいので、あえて部分的にハミングで歌う練習を事前にしておくと良いでしょう。

観客に歌ってもらう

観客にマイクを向けて一緒に歌ってもらう、という手段もあります。特にサビや有名なフレーズであれば、観客が歌ってくれる可能性が高いでしょう。

また、観客との一体感を生み出すことができ、結果的にライブをより盛り上げられる可能性もあります。

しかし、オリジナル曲やマイナーな曲の場合、この方法は使うことができないので、使うタイミングはしっかりと見極めましょう。

ライブに向けて自分に合った歌詞の覚え方を選ぼう!

本記事では、ライブで歌詞を覚える重要性や具体的な練習方法、覚え方のコツ、さらに歌詞を忘れた場合の対処法などを詳しく解説しました。

ライブまでに歌詞を覚えておくことで表現力が向上し、より感情を込めたパフォーマンスができるようになります。

最初はなかなか歌詞を覚えられないかもしれませんが、そんなときは本記事で紹介した効果的な練習法やコツを取り入れてみましょう。

さらに、予防策と対処法を知っておけば、本番の緊張をやわらげ、いざというときのトラブルにも対応しやすくなるので、ぜひ覚えておいてください。

本記事を参考に、自分に合った方法で歌詞を覚え、次のライブに備えましょう。

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インディペンデントアーティスト編集部
インディペンデントアーティスト編集部
「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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