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スタンディングライブのルールを解説!良い場所を取るポイントも紹介

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スタンディングライブは、その名の通り立った状態で楽しむライブで、会場との一体感を感じやすいことや臨場感があること、自由に動き回れることなどが特徴です。

しかし、その自由度ゆえに、初めて参加する方や慣れていない方にはハードルが高く感じられるかもしれません。

そこでこの記事では、スタンディングライブを楽しむためのルールやマナー、注意点について、スタンディングライブに参加したことのない人でもわかりやすいよう、詳しく解説します。

良い場所を確保するためのコツや、ライブをより快適に楽しむためのポイントも合わせて紹介しているので、これから初めてスタンディングライブに参加する方はもちろん、すでにスタンディングライブに参加したことのある人もぜひ参考にしてください。

スタンディングライブとは?

スタンディングライブとは、観客が指定された座席に座るのではなく、立ちながら楽しむスタイルのライブを指します。

スタンディングライブの特徴は、会場の一体感や臨場感を感じやすいことです。特にロックやポップスのライブではスタンディングライブが多く、観客が一緒に踊ったり、歌ったりできます。

また、座って見るライブに比べて至近距離でアーティストのパフォーマンスを楽しむことができるのも、スタンディングライブの特徴です。

スタンディングライブの基本的なルール

スタンディングライブは、その他のライブにはないルールが、いくつかあります。

スタンディングライブの基本的なルールについて解説するので、ライブに参加する前に必ず確認しておきましょう。

入場は整理番号順

スタンディングライブでは、入場は基本的に、整理番号順に行われます。整理番号はチケット購入の早さや抽選によって決まり、番号が若いほど早く入場可能です。

ただしどれだけ整理番号が早くても、自分の番号が呼ばれたときに会場にいなければ、入場が後回しにされてしまいます。そのため、ライブ当日は時間に余裕をもって会場に向かうようにしましょう。

場所取りは入場順

スタンディングライブは、座席が決まっていないため、入場と同時に場所取りを行う必要があります。入場が早いほど、良い場所を確保しやすく、ステージ前などでライブを楽しみたい場合は、整理番号の早いチケットを入手することが大切です。

荷物はできるだけコンパクトに

スタンディングライブに参加する際は、荷物はできるだけコンパクトにまとめましょう。

スタンディングライブでは座席が決まっていないため、スペースの区切りなどはなく、観客同士が協力し合って快適なスペースを作ることが大切です。

大きな荷物やかさばるアイテムがあると他の観客の迷惑になるため、ライブ中は必要最低限の持ち物だけを、ポーチやウエストバッグなどの小さなバッグにまとめて持つようにしましょう。

チケット代以外にドリンク代が必要

スタンディングライブに限らず、多くのライブではチケット代とは別にドリンク代が必要になることがほとんどです。

ドリンク代は通常500円から700円程度で、入場時にドリンク代を支払ってドリンクチケットを受け取り、会場内でドリンクチケットとドリンクを交換して使用します。

最近はクレジットカードやコード決済ができるライブハウスも増えていますが、なかには現金しか受け付けていない会場もあるので、事前に用意しておきましょう。

ライブ中の移動もOK

スタンディングライブでは、ライブ中も移動することができます。

ただし、移動する際は他の観客の迷惑にならないように注意しましょう。

良い場所で見たいからと無理やり前方に割り込んだり、他の観客の視界を遮りながら移動するのはNGです。

スタンディングライブの持ち物4選!

ライブに慣れていないと「何を持っていったらよいかわからない」と悩んでしまうこともあると思います。

そんな方は、以下の4つのアイテムは最低限持っていくようにしましょう。

  • チケット
  • ドリンク代用の現金
  • タオル
  • 貴重品を持ち歩くための小さいバッグ

まず、チケットは入場に必ず必要です。入場時に提示を求められるので、すぐに取り出せるよう準備しておきましょう。電子チケットの場合は、事前にダウンロードしておくかプリントアウトしておくとスムーズです。

さらに、ライブでは多くの場合、チケット代以外にドリンク代が必要となります。こちらも入場時に必要なので、すぐに取り出せるよう事前に用意しておきましょう。

また、スタンディングライブは通常のライブ以上に汗をかきやすいため、タオルも必須です。会場でアーティストグッズとして販売されていることも多いので、持ってくるのを忘れた場合は、当日購入するのも良いでしょう。

最後に、貴重品を安全に管理するための、コンパクトなバッグも用意しておいてください。スタンディングライブでは大きな荷物はロッカーに預けるのが基本なので、財布やスマホなどの貴重品を入れるために必要です。

ライブの持ち物についてのより詳しい解説は、こちらの記事をご覧ください。

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スタンディングライブの服装・髪型について解説

スタンディングライブを快適に楽しむためには、服装と髪型も大切です。

ここからは、ライブを楽しむためにおすすめの服装や髪型について、具体的なポイントを解説します。注意点も合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

おすすめの服装

スタンディングライブには、動きやすい服装がおすすめです。例えば、Tシャツにジーンズなどのカジュアルなスタイルなら、快適にライブを楽しむことができるでしょう。通気性の良い素材を選ぶと、より快適に過ごせます。

また、靴もスニーカーなど、安全で動きやすいものがおすすめです。長時間立っていても疲れませんし、他の人から踏まれてもケガをしにくいでしょう。

サンダルなど肌が出ているものは動きやすく通気性も良いですが、他の観客に踏まれてケガをするリスクがあるため、避けた方が無難です。ヒールのある靴などは反対に他の観客にケガをさせる恐れがあるためやめておきましょう。

アクセサリー類も、動きの妨げになったり、他の観客に怪我をさせたりする可能性があるため、ライブ中は外しておいてください。

さらに、汗をかいたり濡れたりすることを考慮して、着替えも忘れずに持っていきましょう。

服装・髪型に関する注意点

スタンディングライブでは、周りの観客との距離が近く、接触が多くなります。そのため、露出の多い服装は避けた方が良いです。特にキャミソールやタンクトップ、チューブトップなどの肩紐が細い服装は、紐が切れてしまう恐れがあるため、おすすめしません。

また、髪型についても注意が必要です。髪を長く垂らしていると、周りの人に巻き込まれたり、相手に怪我をさせたりする可能性があります。髪が長い場合は、できるだけまとめて、他の観客の邪魔にならないようにしましょう。

スタンディングライブで良い場所を取るポイント4つ

スタンディングライブは座席が決まっていないため、良い場所でライブが見たかったら、自分で場所を確保しなければいけません。場所取りに失敗してしまうと、せっかくのスタンディングライブ特有の臨場感や、会場との一体感が薄れてしまいます。

以降で紹介するポイントを押さえて、ベストポジションでライブを楽しみましょう。

1.開場前にライブハウスに着いておく

良い場所を確保するためには、開場前にライブハウスに到着しておくことが重要です。

どれだけ良い整理番号のチケットを入手できても、自分の番号が呼ばれたときに会場についていなければ、入場が後回しにされてしまいます。

特に人気のアーティストのライブは、場所取りの競争が激しいため、早めに到着しておくようにしましょう。

早めに会場に着いておくことで、周囲の雰囲気を楽しんだり、他のファンと交流できるというメリットもあります。また、より快適に待ち時間を過ごしたいなら、飲み物や折り畳みの椅子などを用意しておくのもおすすめです。

2.荷物は事前にロッカーへ預けておく

すでに解説したように、スタンディングライブでは、周りの観客に迷惑がかからないよう、大きな荷物はロッカーに預けておくのが基本です。

しかし、入場してから荷物を預けていると、その間によいスペースが取られてしまう可能性があります。そのため、荷物は入場する前に預けておきましょう。

なかには会場内にしかロッカーが用意されておらず、入場後しか荷物を預けられないライブハウスもあります。そのような場合は、最寄り駅など、会場以外のロッカーを利用するのがおすすめです。

会場に着く前に、ライブハウスの公式ページなどで、ロッカーの場所や利用方法を確認しておきましょう。

3.ドリンクはライブ終了後にもらう

ライブハウスでのドリンクチケットは、入場時に購入することがほとんどですが、チケットをドリンクと交換するのはライブ終了後がおすすめです。

ドリンクをライブ開始前に交換しに行くと、交換している間に良いスペースが取られてしまう可能性があります。また、ドリンクが邪魔で自由に動けなくなる、というデメリットもあります。

ライブ終了後にドリンクを交換すれば、ライブ中はスペースの確保や演奏に集中でき、さらに、ライブ後にゆっくりドリンクを楽しむことが可能です

4.トイレは事前に済ませておく

スタンディングライブで良いスペースを確保するには、ライブ開始前にトイレを済ませておくのも大切なポイントです

ライブ中にトイレに行くと、せっかく良いスペースを確保していても、場所を取られてしまったり道がふさがれて戻れなくなったりする可能性があります。

また、混雑するライブではトイレが混み、待ち時間でライブの時間をロスしてしまうことも少なくありません。

開場前にトイレを済ませておき、入場してスペースを確保してからライブ終了までは、移動しないことが理想です。

スタンディングライブのルール・注意点

スタンディングライブは、自由な動きと観客同士の近い距離が特徴ですが、それゆえに守るべきルールや注意点もあります。

最悪の場合自身がケガをしたり、他の人にケガを負わせてしまったりする可能性もあるので、以降の解説を参考に、十分注意しましょう。

モッシュ・ダイブに注意する

スタンディングライブでは、モッシュやダイブが行われることも少なくありません。モッシュは観客同士がぶつかり合いながら踊るパフォーマンスで、ダイブはステージから観客席に飛び込むパフォーマンスを指します。

こういったパフォーマンスは、ライブの盛り上がりを高める一方で危険度も高く、パフォーマンスを行っている本人だけでなく、その周りにいる人もケガをしてしまうリスクがあるので注意しましょう。

危険行為を禁止しているライブでも、モッシュやダイブが起こってしまう可能性は十分にあります。

ライブを楽しみながらも周囲の動きをよく観察し、危険を感じた場合は距離を取るようにしてください。もし、自分がモッシュやダイブに参加する場合は、周りの人に配慮し、安全を最優先にすることを忘れないようにしましょう。

初心者は最前線での観覧を避ける

スタンディングライブに初めて参加する場合、最前線での観覧は避けた方が良いでしょう。

最前線はアーティストに最も近い位置であり、ライブに慣れているファンが多く集まります。そのため動きが激しく、モッシュやダイブなどのパフォーマンスが起こる可能性も高い場所です。

初心者は、まずは少し後方からライブを楽しみ、状況を見ながら徐々に前に進む方が良いでしょう。

端(スピーカー前)は音量に注意

基本的にスピーカーは会場の端に設置されています。もし、会場の端にスペースを確保したなら、できるだけスピーカーから離れ、音量に注意しながらライブを楽しみましょう。

長時間スピーカーの前でライブを見ていると、耳が一時的に聞こえにくくなったり、最悪の場合、長期にわたる障害が残ったりする可能性もあります。

ライブを見ていると段々音量に慣れてしまい、スピーカーの前でも問題ないように感じがちですが、間違いなく耳に負担がかかるので十分注意してください。

できればスピーカーの前以外にスペースを確保するのがおすすめです。

また、もしスピーカーの前しか空いていなかった場合に備えて、耳栓を用意しておくのも良いでしょう。耳栓をしてしまうと音を楽しめないと思われがちですが、良い耳栓なら音のバランスなどはほとんど変えず、音量だけを抑えてくれます。

痴漢行為に注意

スタンディングライブでは、他の観客との距離が近いため、痴漢行為が発生する場合もあります。

特に女性は、周囲に気を配り、怪しい動きや不審な行為があった場合は、すぐに周りの人やスタッフに知らせるようにしてください。友人と一緒に参加する場合は、お互いに気をつけ合うとより安心でしょう。

また、自身が痴漢行為をしていると勘違いされないよう、不審な行動は避けることも大切です。

ルールやポイントを押さえてスタンディングライブを楽しもう!

本記事では、スタンディングライブの概要や基本的なルール、おすすめの持ち物と服装、良い場所を取るためのポイントなどについて解説しました。

スタンディングライブは、臨場感や会場との一体感が強いことが特徴のライブです。

しかし、スタンディングライブを存分に楽しむためには、荷物や服装選び、スタンディングライブ特有のルールや注意点の確認など、事前にしっかりと準備しておくことが欠かせません。

さらに、良いスペースを確保するためのポイントを勉強し、ドリンクの交換やトイレのタイミングを計画しておけば、よりライブを楽しむことができます。

本記事を参考に準備を整え、スタンディングライブを最大限楽しみましょう。

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インディペンデントアーティスト編集部
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「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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