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音楽制作

Sunoの使い方ガイド!テキストから楽曲を生成するAIの活用方法

AIで曲が作れると聞いても、実際に何ができて何ができないのかは分かりにくいものです。試してみたいけれど、自分の音楽が置き換えられてしまう気もして手が出せない。そんな迷いを抱えている方もいるでしょう。

一方で、制作の途中で行き詰まったとき、参考になる形がすぐ手元に出てくることの価値も無視できません。使うか使わないかを決めるには、まず中身を知る必要があります。

そこで本記事では、Sunoの使い方を、基本の流れからプロンプトの工夫、制作への組み込み方、権利面の確認事項まで順を追って解説します。


Sunoはどんなツールなのか

laptop screen music app (Photo: Alican Helik / Pexels)

テキストで指示を書くと、それに沿った楽曲を生成するサービスがSunoです。ジャンルや雰囲気を言葉で伝えるだけで、伴奏と歌が入った音源が数十秒から数分で返ってきます。

特徴的なのは、歌声まで含めて生成される点にあります。楽器の伴奏だけでなく、歌詞を歌うボーカルパートも一緒に作られるため、曲としての形が最初から整っています。

歌詞は自分で書いて渡すこともできますし、テーマだけ伝えて任せることもできます。どこまで自分で決めるかを選べるという点が、実際に使ってみると分かる使い勝手の良さです。

出力される音源の長さは、設定や機能によって変わります。数十秒の断片から数分の楽曲まで、目的に応じて調整していく形になります。

料金体系は無料で試せる枠と有料プランに分かれているのが一般的ですが、内容は変更される可能性があります。生成できる回数や商用利用の可否はプランによって異なるため、使い始める前に公式の案内を確認してください。

同種のサービスは他にも複数登場しています。Sunoだけが選択肢というわけではありませんので、比較しながら自分に合うものを探す姿勢でよいでしょう。

実際に生成するまでの流れ

person typing laptop headphones (Photo: Thirdman / Pexels)

操作そのものは複雑ではありません。初めて触る方でも、数分あれば最初の一曲にたどり着けます。

アカウントを作る

公式サイトからアカウントを登録することが最初のステップです。メールアドレスや外部サービスの連携で登録できる形が一般的になっています。

登録後は、無料で使える範囲がどこまでかを確認しておきましょう。1日あたりの生成回数に上限が設けられていることが多く、試せる量には限りがあります。

指示を入力する

曲のイメージを文章で書き込むのが中心の作業です。ジャンル、テンポ感、楽器編成、雰囲気といった要素を並べていきます。

歌詞を自分で用意している場合は、専用の入力欄に貼り付けます。歌詞をAIに任せるモードでは、テーマを一言添えるだけで生成が進みます。

インストゥルメンタルだけが欲しい場合は、歌なしを指定するオプションを使いましょう。

生成して聴き比べる

一度の指示で複数のバージョンが出てくることが多く、聴き比べて選ぶ流れになります。同じ指示でも結果は毎回変わりますので、気に入らなければ再生成してかまいません。

良いと感じたものは保存しておき、後から比較できるようにしておくと作業が進めやすくなります。ダウンロードの可否や形式はプランによって異なる点にご注意ください。

プロンプトの書き方で結果が変わる

keyboard typing text screen (Photo: Ron Lach / Pexels)

同じツールでも、指示の書き方によって出てくる音は大きく変わります。ここが使いこなしの分かれ目になります。

抽象的な言葉より具体的な要素を並べるほうが、狙いに近づきます。「かっこいい曲」と書いても方向が定まらず、毎回違うものが返ってきてしまいます。

テンポの速さ、使ってほしい楽器、声の質感、曲の場面。こうした要素を短く区切って並べると、生成側が解釈しやすくなります。

英語で書いたほうが安定する場面もあります。ジャンル名や楽器名は英語表記のほうが認識されやすい傾向があるためです。日本語の歌詞を使いつつ、指示部分だけ英語にする書き方も可能です。

一度に詰め込みすぎないことも大切です。要素を10個も20個も並べると、どれが優先されるか分からなくなり、結果がぼやけます。

3つから5つの要素に絞るあたりから始めて、足りなければ足していく進め方をおすすめします。

うまくいかないときは、一度にひとつだけ変えて試す方法が有効です。複数の条件を同時に変更すると、何が効いたのか分からなくなります。

参考にしたい既存曲がある場合、アーティスト名を直接書くのではなく、その音楽の特徴を言葉に置き換えて伝えるほうが無難です。権利や規約の面でも、そのほうが問題を避けやすくなります。

歌詞をどう扱うか

handwritten lyrics notebook pen (Photo: Esmanur Güler / Pexels)

歌詞の扱いは、アーティストにとって最も判断が必要な部分かもしれません。

自分で書いた歌詞をそのまま歌わせる使い方が、多くの方にとって現実的な入り口になります。詞は自分の言葉のまま、メロディや伴奏の候補を得るという役割分担です。

歌詞を入力する際は、構成を示す記号を添えると反映されやすくなります。Aメロ、サビといった区切りを明示すると、曲の展開もそれに沿って組み立てられます。

AIに歌詞を任せる選択肢もありますが、出てくる言葉は無難にまとまる傾向があります。そのまま使うより、発想のきっかけとして受け取るほうが実用的でしょう。

自分では思いつかなかった言い回しが出てくることもあります。使えそうな断片だけ拾って、自分の言葉で書き直す。この使い方であれば、作家性を保ったまま活用できます。

日本語の歌詞は、発音が不自然になる場合があります。長音や促音の処理が崩れたり、アクセントが英語的になったりすることが起こります。

対処としては、ひらがなで書き直す、単語の区切りを調整するといった工夫が挙げられます。それでも解決しない場合は、その部分だけ自分で歌い直すほうが早いこともあるでしょう。

制作の中でどう組み込むか

home studio producer desk (Photo: RDNE Stock project / Pexels)

生成した曲をそのまま発表する以外にも、使い道はいくつもあります。

アレンジの参考として聴く使い方が、最も抵抗が少ないかもしれません。自分の曲のコード進行を伝えて、別のジャンルで生成させれば、思いつかなかった編曲の方向が見えてきます。

ドラムのパターン、ベースの動き、間奏の組み立て。参考として耳に入れたうえで、自分の手で作り直すという流れです。

デモの代わりに使う方法もあります。バンドメンバーに曲のイメージを伝えるとき、口頭の説明より一本の音源のほうが早く伝わります。

行き詰まりを抜ける道具としての価値も見逃せません。Aメロはできたがサビが浮かばない、といった状況で、いくつか候補を出させて刺激を受ける使い方です。

出てきたものをそのまま採用するのではなく、聴いて自分の中に浮かんだものを書き留める。この距離感であれば、制作の主導権は自分の側に残ります。

一方で、完成品として発表する場合は慎重な判断が必要です。プラットフォームによってはAI生成物の扱いに規定があり、配信サービスの方針も変わっていく可能性があります。

自分の名前で出す音楽として、それが納得できるかどうか。技術的に可能かという話とは別に、考えておきたい問題になります。

規約と権利について確認すべきこと

documents reading glasses desk (Photo: Vlad Deep / Pexels)

この領域は変化が速く、断定的な説明ができない部分です。使う前に自分で確認する習慣を持ちましょう。

商用利用の可否はプランによって異なるというのが基本的な考え方です。無料プランで生成したものは商用利用が認められていない場合があり、有料プランで初めて許可される形が一般的になっています。

ライブで演奏する、配信サービスにリリースする、動画のBGMに使う。それぞれが商用利用に当たるかどうかは、規約の記述を読んで判断する必要があります。

規約は改定されることがあります。過去に確認した内容が現在も同じとは限りませんので、重要な場面では最新の記載を見直してください。

権利関係については、法律上の解釈が定まりきっていない論点も残されています。AIが生成した音源に著作権が発生するのか、誰に帰属するのか。国や状況によって扱いが分かれる可能性があります。

収益が絡む使い方をする場合は、専門家への相談も検討しましょう。判断に迷う内容を自己流で処理すると、後から問題になることがあります。

既存の楽曲に似た音源が生成されることもあり得ます。公開する前に、明らかに似ていないかを自分の耳で確かめておくと安心です。

アーティストとしての向き合い方

musician guitar window light (Photo: Chu Chup Hinh / Pexels)

技術の話とは別に、気持ちの整理が必要な方も多いはずです。

AIが作れるのは、既にある音楽の傾向をなぞったものだという理解が、出発点になります。学習した膨大な楽曲から、それらしい形を組み立てているのが実態です。

そこには、あなたが夜中に思いついた言葉も、うまく歌えなかった経験も含まれていません。生活の中から生まれる固有のものは、依然として人間の側にあります。

道具として距離を取るという姿勢が、現実的な落としどころになるでしょう。使わないと決めることも、部分的に取り入れることも、どちらも選択として成立します。

不安を感じるのは自然なことです。ただ、中身を知らないまま怖がるより、一度触ってみて限界も含めて把握したほうが、判断の材料は増えます。

自分の音楽の核がどこにあるかを見つめ直すきっかけとして使う方もいます。AIには出せないものを言葉にできれば、それが活動の軸になります。

急いで結論を出す必要はありません。技術の側も変わり続けていますので、そのつど考え直していく前提で付き合っていくのが現実的です。

まとめ

sunlit desk coffee notebook (Photo: Sora Shimazaki / Pexels)

Sunoの使い方について、押さえておきたいポイントを整理します。

  • テキストの指示から、歌入りの楽曲を生成するサービス
  • アカウント登録、指示の入力、生成して聴き比べ、という流れで進む
  • プロンプトは具体的な要素を3つから5つに絞ると結果が安定する
  • うまくいかないときは、一度にひとつだけ条件を変えて試す
  • 自分の歌詞を歌わせる使い方が、アーティストにとって入りやすい
  • 日本語の発音が崩れる場合は、表記や区切りを調整する
  • アレンジの参考やデモ代わりとして使うと、主導権を保てる
  • 商用利用の可否はプランによって異なり、規約は改定される可能性がある
  • 使うかどうかの判断は、まず触って中身を知ってから決める

まずは無料の範囲で、自分が書いた歌詞を一本だけ生成してみてください。何ができて何ができないかが、説明を読むより早く分かります。


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