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Apple Music個人配信ガイド!アーティスト登録から楽曲リリースまで

Apple Music個人配信ガイド!アーティスト登録から楽曲リリースまで
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配信サービスへのリリースを考えるとき、Spotifyの情報は多く見つかる一方で、Apple Musicについては情報が少ないと感じたことはないでしょうか。手順が違うのか、別の登録が必要なのか。判断がつかないまま後回しになることもあります。

結論を先に書くと、配信の手順自体はSpotifyとほぼ同じです。ディストリビューターに一度申請すれば、両方に同時に配信されます。

ただし、リスナー層や運用の仕組みには違いがあります。本記事では、Apple Musicへの配信方法と、その特性を踏まえた活用のしかたを順を追って解説します。


Apple MusicとSpotifyの違い

smartphone music app comparison (Photo: Phong Thanh / Pexels)

同じサブスクリプション型の音楽サービスですが、性格には差があります。

リスナー層が異なります。Apple Musicは、iPhoneやMacを使う層が中心です。日本国内では、Apple製品の利用率が高いこともあり、一定の存在感があります。

無料プランがない点も大きな違いです。Spotifyには広告付きの無料プランがありますが、Apple Musicは有料会員のみです。

この違いは、収益に影響します。1再生あたりの単価は、Apple Musicのほうが高い傾向があるとされています。有料会員だけが聴いているためです。

プレイリストの仕組みにも違いがあります。Spotifyはアルゴリズムによる自動生成プレイリストが強力ですが、Apple Musicは人が選ぶキュレーションの比重が比較的高いとされています。

歌詞表示の機能は、Apple Musicの特徴のひとつです。時間に同期した歌詞が表示されます。

ダウンロード販売との併存も違いです。Apple Musicのサブスクリプションとは別に、楽曲を購入する仕組みが用意されています。

どちらを優先すべきかという問いには、「両方に配信する」が答えになります。ディストリビューター経由であれば、追加の手間はほとんどありません。

配信までの手順

audio waveform export screen (Photo: Egor Komarov / Pexels)

Spotifyと同じく、個人が直接アップロードすることはできません。ディストリビューターを経由します。

音源の要件

WAV形式、16bit以上、44.1kHz以上が基本です。

Apple Musicには、高音質配信の仕組みがあります。より高いサンプリングレートで制作した音源があれば、そのまま提出することで対応できる場合があります。ディストリビューターが対応しているか確認しましょう。

音量の基準についても触れておきます。Apple Musicには再生音量を自動で調整する仕組みがあります。極端に音圧を上げても、再生時に調整されます。過度なマスタリングより、音質を保つほうが結果的に良い状態で届きます。

ジャケット画像

3000×3000ピクセルの正方形、RGBが要件です。

記載してはいけない要素は、他のストアと共通です。URL、SNSアカウント、宣伝文言、他社のロゴ。

楽曲情報の入力

ディストリビューターの管理画面から入力します。曲名、アーティスト名、作詞作曲者、ジャンル、リリース日。

歌詞の登録についても確認しておきましょう。ディストリビューターによっては、歌詞を一緒に提出できる場合があります。Apple Musicの歌詞表示機能に対応させたい場合、この手続きが必要です。

表記の統一は、Spotify以上に意識したい点です。Apple Musicではアーティスト名の表記が異なると、別のアーティストとして扱われることがあります。

配信開始まで

申請から配信までは、3週間から1ヶ月を見ておきましょう。

ストアごとに反映のタイミングが違うため、Spotifyより遅れることも早まることもあります。

Apple Music for Artistsの申請

laptop artist dashboard screen (Photo: gravity cut / Pexels)

配信が始まったら、この管理ツールに登録しましょう。

できることは次のとおりです。

  • アーティスト画像の設定
  • 再生データの確認
  • Shazamでの検索データの閲覧
  • 楽曲ごとの詳細な分析

申請方法は、Apple Music for Artistsのサイトから行います。自分の楽曲が配信されている状態で、そのアーティストページの管理権限を申請します。

承認までの時間は、数日から数週間かかることがあります。

ディストリビューター経由で申請できる場合もあります。配信申請時に、自動で紐付けてくれるサービスもあります。

設定しておきたいこと

アーティスト画像を必ず登録してください。この画像は、アーティストページの背景として大きく表示されます。横長の高解像度画像が求められるため、通常のアー写とは別に用意が必要な場合があります。

プロフィールの記載も可能です。

データの活用も忘れないでください。どの都市で聴かれているか、どの曲が最後まで再生されているか。ライブの開催地を決める材料にもなります。

Shazamのデータは、Apple Music特有の情報です。どこかで自分の曲を聴いた人が検索した記録が見られます。予想外の場所で流れている可能性に気づけることがあります。

プレイリスト掲載の考え方

curated playlist phone music (Photo: George Milton / Pexels)

Apple Musicにも、複数のプレイリストの種類があります。

エディトリアルプレイリストは、Apple Musicの編集チームが選曲するものです。ジャンル別、シーン別に多数用意されています。

掲載の狙い方は、Spotifyのピッチ機能のような公式の窓口が明示されていない点で異なります。

現実的な方法としては、次のようなものがあります。

ディストリビューター経由での推薦があります。サービスによっては、担当者が各ストアへ楽曲を推薦する仕組みを持っています。

継続的なリリースも効果があります。実績が蓄積されると、認識される可能性が高まります。

他のストアでの実績が波及することもあります。ある配信サービスで動きがあれば、他でも注目されます。

パーソナライズされたプレイリストは、リスナーの聴取履歴から自動生成されます。ここに入るには、聴かれ続けること、ライブラリに追加されることが必要です。

ユーザー作成プレイリストも存在します。Apple Musicでも、リスナーが作ったプレイリストが共有されています。

ダウンロード販売の扱い

digital purchase phone payment (Photo: Anete Lusina / Pexels)

Apple Musicのサブスクリプションとは別に、楽曲を購入できる仕組みがあります。

サブスクリプションとは収益構造が異なります。1曲購入されると、その価格の一定割合が権利者に入ります。再生ごとの分配より、1回あたりの金額は大きくなります。

購入する層は限られていますが、確実に存在します。手元に置いておきたい、オフラインで確実に聴きたい、応援の意思を示したい。そうした理由で購入する人がいます。

ディストリビューターの設定で、ダウンロード販売を有効にするかどうかを選べることがあります。特別な理由がなければ、有効にしておいてよいでしょう。

価格は、ディストリビューター側で設定するか、標準価格が適用されるかが分かれます。

ファンへの案内も検討する価値があります。「サブスクで聴いてもらうのも嬉しいですが、購入していただけると直接的な支援になります」と伝えると、選択してくれる人がいます。

再生数を伸ばす工夫

growth analytics data screen (Photo: Саша Алалыкин / Pexels)

Apple Musicでの露出を増やす方法を挙げます。

リンクの共有方法を工夫しましょう。配信サービスごとのリンクを個別に貼るより、複数サービスへのリンクをまとめられるサービスを使うほうが親切です。リスナーが自分の使っているサービスを選べます。

iPhoneユーザーへの導線を意識することも有効です。日本ではiPhoneの利用率が高く、Apple Musicへのリンクを明示すると、そのまま聴いてもらえる可能性があります。

ライブラリへの追加を促すことが、最も効果的な行動です。追加されると、そのリスナーの再生履歴に残り、繰り返し聴かれます。

Shazamを意識するという視点もあります。ライブや店舗で流れた曲を検索する人がいます。楽曲が正しく登録されていれば、そこから見つけてもらえます。

歌詞を登録することも、聴取体験を高めます。歌詞を追いながら聴くリスナーは少なくありません。

継続的なリリースは、どのサービスでも共通して重要です。アーティストページに作品が並んでいると、1曲を気に入った人が他も聴いてくれます。

配信サービス全体での考え方

multiple devices music listening (Photo: Hasan Albari / Pexels)

最後に、Apple Musicだけに絞らない視点も持っておきましょう。

どのサービスで聴かれるかは、リスナーが決めます。こちらが選ぶことはできません。だからこそ、主要なサービスすべてに配信しておくことが基本です。

データを比較することには意味があります。Spotifyでは伸びないのにApple Musicでは聴かれている、といった差が出ることがあります。リスナー層の違いが見えてきます。

サービスごとの施策を分ける必要は、活動の初期段階ではあまりありません。まずは配信すること、そして聴いてもらう導線を作ることが先です。

規模が大きくなってきたら、サービスごとの特性に応じた動き方を考える段階に入ります。それまでは、すべてに配信して、全体の反応を見ていきましょう。

まとめ

earphones music warm light (Photo: Ravi Roshan / Pexels)

Apple Musicへの個人配信について、押さえておきたいポイントを整理します。

  • 配信の手順はSpotifyと同じ。ディストリビューター経由で両方に届く
  • 無料プランがないため、1再生あたりの単価は高い傾向がある
  • 音源はWAV、ジャケットは3000×3000ピクセルの正方形
  • アーティスト名の表記が違うと、別アーティストとして扱われる
  • Apple Music for Artistsを申請し、横長のアーティスト画像を登録する
  • Shazamのデータから、思わぬ場所での再生に気づけることがある
  • ダウンロード販売は、サブスクより1回あたりの収益が大きい
  • ライブラリへの追加を促すことが、最も効果的な行動
  • 主要なサービスすべてに配信し、全体の反応を見る

まずは配信中の楽曲でApple Music for Artistsを申請し、アーティスト画像を設定してみてください。ページの印象が大きく変わります。


毎日配信をしても、お客さんは増えない。
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新しい曲を作っても、誰にも届かない。

努力はしているのに、ほとんどの人が報われない。
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インディペンデントアーティスト編集部
インディペンデントアーティスト編集部
「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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