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コラム

Enjiさん♪【コロムアーティストインタビュー】

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この記事では、マイクロライブ空間アプリ「corom」を利用されて音楽活動をしている方にインタビューを行い、音楽活動をしているアーティストの方向けに、リアルな体験談をお届けします。

Enjiさんが音楽活動を始めたきっかけ

ー最初に音楽活動を始めたきっかけから聞いてもよろしいですか?

Enji:僕が楽器を始めたのは13歳の時です。
教室の後ろから紙が回ってきまして「なんだなんだ」と思って見てみたら「バンドやろうぜ」って書いてあったところが始まりですね。

Enji:母親が軽音部のボーカルだったから、帰って母親に「楽器どれがいい?」って聞いたら「弦4本しかないし、ベースがいいんじゃない?」って(笑)
僕確かその日のうちに初心者セット1万6000円のやつボーンって買ったんですよ。

ーえ、すごくないですか

Enji:そう。中学生の1万6000円はめちゃめちゃ重いっすよ。

ーすごいですよね、その時の1万6000円って

Enji:でも最終的には、結局頓挫したんですよね。誘ってきた本人が楽器弾けないままで。

Enji:それで僕は細々と自分1人だけ続けていくっていう。
僕には先生もいなかったですし、競争者も別にいなかったんですよ。
だから結構ゆっくりゆっくりやってたんですね、最初の方は。

Enji:それで高校に入る時にはもうすでに2年か3年ぐらい音楽を続けてたので、良いベースを買って軽音部に入りました。

Enji:ここで大きな転機があってですね、学校の軽音部の部活見学でベーシストだって言ってたのにギタリストだと思われてたんですよ。

ーどういう状況ですか(笑)

Enji:入学してよろしくお願いしますって言ったら、先輩方が「あ、君か君か、ギタリスト探してたんだよね。」って。
「ちょっと待ってください。僕はギタリストじゃないんですけど」って言ったら「え、マジか。ギター弾けない?」って言われて、家に一応エレキはあったので「やります!」って言って、僕ギターほぼ初心者だったんですけど、本番までの2週間で2曲覚えたんですよ。

Enji:これがね、1番大きな転機ですかね。

ーいやちょっと本当に偶然の産物に近いというか…

Enji:そうそうそう。で、そこから自分は練習すればできるっていう自信が持てるようになったんですよね。音楽活動に対する熱量はすごく上がったと思います。

ーああ、その短期間で貴重な経験を得られたんですね

Enji:ギターもできる、ベースもできるって言ったら結構引くて数多だし、やれることも結構増えて、カバーしたい曲も増えたし…
ギターのこともベースのことも分かってくると他の楽器のことも分かってきて、それで軽音部にドラムがあるからドラムもちょっと触り始めて、そこからちょっとずつマルチプレイヤーになってました。

ードラムもできるんですか?才能の塊ですね

Enji:いや僕もだいぶ練習したんですよ(笑)

ー聞いてるとすごい短期間で全部習得しちゃったように聞こえるんですけど、時間で言うとどれぐらいかかったんですか?

Enji:それぞれ段階を踏んで習得していきました。高校を卒業するときにはベース、ギター、ドラム、ボーカル、作曲はある程度はできるようになっていた感じです。

ーいろんなことをやってきたからこそ、俯瞰的に見れるっていう強みがあって今の活動に繋がってる感じはしますね。ギターと間違えられてからギター覚えられたとか、その時のノリの勢いって大事なんですね。

Enji:運とも言えるんですけど、そういうのを僕は「巡り合わせ」って言っていて、巡り合わせはすごい大事ですね

ー巡り合わせをちゃんと掴んでますよね。そういう成長の機会を絶対離さないぞって意思すら感じます。

Enjiさんが音楽活動をしていて悩んでいたことはありましたか?

Enji:音楽生活を通しての1番の悩みっていうのはその自分の作品っていうのがどんどん”大衆化”されていくことにありましたね。
初め、僕にとってのアーティストっていうのは芸術家であって、エンターテイナーではなかったんですよ。

Enji:自分が作りたい曲、自分が閉じ込めたい思いを曲にして、自分が1番納得のいく形で曲を作り続ける。それを誰か共感する人に聞いてもらうっていうのが僕の1番理想とする音楽生活だったんですよ。

Enji:ただそれだと生活はできない。生活できないと24時間音楽のことを考えていられないじゃないですか?
趣味で作ってる音楽と人生をかけた音楽はまた違うとも思うんですね。

Enji:僕は人生をかけた音楽がしたい気持ちしかないんだけど、音楽で生きていくためにはエンターテイナーにもならないといけないっていうのが一番苦心しました。

ーそれはどうやって打ち勝っていったんですか?

Enji:今も打ち勝ててないんですよ。
僕が純粋に自分の好きなものを作った時代っていうのは最初のアルバム2枚でもう終わったんです。

Enji:そこから僕は音楽で生きるために、たくさんの人に聞いてもらえるにはどうしたらいいかを意識するようにシフトしていったんですね。

Enji:でも今となっては、それを含めての人生でもあるかなと。
「昔はそう思っていた。でもこういう人生経験を経てこういう方向にシフトしていった」っていうのも1つの人生の流れなんだなと思って。

ーそこを意識できてるっていうことは戻ろうと思えば戻れるって言い方にも変えれますよね

Enji:そうですね。でも本当の意味で戻れるかは難しいところです。

Enji:例えば家にシャーペンしかないと絵ってずっと白黒じゃないですか?
でも人に見られるためには色鉛筆使った方がいいよって言われて色鉛筆渡されて、色鉛筆の使い方をすごい学んで、色の混じり方とか陰影とか視覚的な効果とか、そういうことをすごい学んだ後に、じゃあシャーペンだけで書いてごらんって言われても、それは元のシャーペンだけのアーティストではないですよね。

ーなるほど。「こういう工夫がしたいのに」という欲求を抑える辛さがあるんですね

Enji:だからそれもすごい悩みました。
たくさん音楽の知識をつけてしまっていいのかと。それがだいぶ大きな悩みでしたね。

Enji:でも今は知識に縛られるのではなくて、一種のツールとしてそれを使用できてるので結果オーライですかね(笑)

Enjiさんはなぜコロムで活動するのか?不安はなかった?

ー他にも配信アプリとかたくさんあると思うんですけど、なぜコロムなのかなっていうのはちょっと気になったりしてますね

Enji:それはね、さっきも出てきましたけど巡り合ったからです。

Enji:去年の冬だったんですけど、僕はあと1年で大学を出るという時で、卒業したら自分で生きていかなきゃいけないってなると、バイト週3日とか入って音楽のこと考えてられなくなるかもしれないのが嫌だったんですね。
だからこの大学最後の1年間で、みんなが就活してる間は僕も音楽の方向での就活をしなきゃいけないと思ってたんです。

Enji:ライブはやっていかなきゃいけなくなるんだろうなと思ってた時、ちょうどインスタの広告でコロムが流れてきて「おおなんかこういうのがあるんだ」と思ったのがきっかけでした。

Enji:登録料無料って書いてあるし、とりあえず金せびられるまではいてやるかと思って、登録ボタン押したんですよ。(笑)
そこで今でも覚えてるんですけど電話番号聞かれるじゃないですか。

ーはい、聞いてます。

Enji:基本的に僕は今まで電話番号聞かれたらそこでストップしてたんですよ。

ーなかなかプライバシーを考えてしまうところではありますよね

Enji:電話番号かーと思ったんですけど、でも逆に電話番号知らないと何にもならないよなと思ったんですね。
今までスルーしてたものが、コロムの時にだけ僕はなぜか許したんですよ。

ーありがとうございます。

Enji:いやいやこちらこそ今となっては本当にありがとうございます。
それで結構疑いながら電話をしたんですけど、実はこちらとしては戦々恐々としていたんですよ。

Enji:こういうの初めてだったし、一体どこでネズミ講みたいな話が始まるのかとか。どこで契約の話が出るのかと思ってヒヤヒヤしてたんですけど、聞いてみたらまず社長との対談ですって言われて。
心の中で「おおまじかまじか。1発目に社長出てくんのか」ってちょっとびっくりしましたね。

Enji:だけど話してみたらすごくいい人で。社長の考え方にもすごく納得できたし、コロムのシステムもすごく分かりやすかったです。
これも試してみないと分からないことなのかなと思って。

ーちょっと個人的に深ぼって聞いてみたい部分だったりするんですけど、社長の考え方っていうところで、どういうところで納得されたんですか?

Enji:一番大きいのはインディペンデントアーティストに対する考え方とかですね。
ただインディペンデントアーティストについて語ってる会社とかサイトとか記事はいくらでもあるんですけど、なんかこう社長は本当に真摯に向き合ってるなと思って。

Enji:面談時にインディペンデントアーティストに関するデータを出されながら説明していただいたんですけど、%とかいう表示を僕はあまり信用しないんですよ。母数が少ないこともあって盛ってるかもしれないなって。
そこで試したわけではないんですけど、スライドには記載されてない数値について質問したところ、さらっと濁さずに答えてくれたこともあって、やっぱきちんと把握してんだろうなと思って。

ーそういうの含めて適当ではないっていうところを感じていただけたんですね。

Enji:なんか僕ちょっとすごい偉そうに映ってませんか?(笑)

ーいやいやいや

Enji:僕がこう品定めしながらコロムに入ったみたいな

ー最初はそういうものですもんね

Enji:そういうもんかもしれないですけどね。
でもそれぐらいの警戒心はやっぱり持つべきだなとは思います。

ー騙されやすい世界でも実際あったりしますよね。アーティストの方からも聞いたりしますけど、ねずみ講とかマルチ含めてですけど、最初にお金をまとめて支払わされて失敗したとか本当によく聞きますし、コロムにもう少し早く会っていればとかおっしゃられることもあったりするので。

ー騙されて終わりだけじゃなくて、反骨精神で、なんならまだまだ音楽し続けますみたいな人も多くいらっしゃるので、そういう人たちが伸びてほしいし売れてほしいよなってのは常々思いますね。

ぶっちゃけた話、Enjiさんはコロムに対して不満とかありますか?

ー運営としてコロムはまだまだ思考錯誤の段階だと思ったりするんですけど、Enjiさん的にコロムの良さとか不満とか、実際に使っているからこそ感じる部分はあるんですか?

Enji:スタジオライブ好きなファンからは「リアルライブもしたいの?」とか色々言われたりするんですよ。

Enji:やっぱり音圧とかも違うし、画面越しではなくてライブ感とかもあるから、リアルライブしないのかと言われるんですけど、でも配信の良さは別であると思っているから、コロムがリアルライブから色々持ち込みすぎるのも良くないと思うし、コロムにリアルライブを求めるのはあんまり良くないなと思ってます。

Enji:スタジオライブにはスタジオライブの良さがあって、配信ライブには配信の良さがあると思っているので。

ー音楽の表現もリアルライブだからこそできる表現とライブ配信だからこそできる表現があるというふうに割り切ってらっしゃるんですね。

Enji:僕は全然割り切ってますし、観客の方も割り切ってくれてます。
今僕がリアルライブやってないだけで、別にやるってなったらみんな喜んできてくれるんかなと思います。

Enji:ただ、リアルライブをするのは僕的に次の段階だなと思ってます。
コロムで全国からお客さんを集められるような状況になってからじゃないとって。
住んでるエリアでリアルライブをやるってなるとお客さんの数が全国に比べると少ないじゃないですか。

Enji:まずは全国でちゃんと集客ができるような力をつけてから、自分の知名度的にもだし、自分の交渉力的、営業力的にもいろんな力をつけるところからかなと思っています。そこまでやってから満を辞してリアルライブに向かいたいなと思ってますね。

ー安売りしないというか、そういうカードを持ち続けてるっていう部分を意識されてる感じもしますね。

コロムを利用してみて、どんな人におすすめできますか?

Enji:なるほど…
同業他者が増えるからちょっと勧めたくないんですけど…

ーそこはちゃんとビジネスマンなんですね(笑)

Enji:僕もねXでコロムについては色々聞かれるんですよ。
「誰でもなれますか」とか聞かれるんですけど「社長との面談があって通った人しか行けません。倍率10倍以上あります」ということはお伝えします、必ず。

Enji:「そっか、難しいですね」って言って大半の人は流れてやめていくので。

ーそこで「難しいですね」で終わらない人たちが応募してくれるから、コロムには面白い人たちが集まってるんだろうなと思いますね。

Enji:本当にそう思います。

ー音楽で食べていけるかいけないかの差って、趣味か趣味じゃないかの果てしない先のところにあるんじゃないかっていう話をする方がいらっしゃったんですよ。
それは集客できるかどうか、するかしないかの話だっておっしゃってました。

Enji:集客ってなると大衆的に良くないイメージがついてますよね。

Enji:本当のところは僕が曲を出して、どこかに置いておいて、それを見た人々が「うわこれすげえ」ってなって、自分からライブを見に来てくれるっていうのが理想ではありますよね。
それなら僕は何もやらなくていいし、自分のイメージを崩さずに自分を作品だけで表現することができるんですよね。

ー営業をかけちゃうと自分を一人の人間として売り込みに行くから、人として見られすぎるっていうのがありますよね。イメージしていた理想のアーティスト像と違うみたいな。

Enji:音楽で見られるよりは人として見られるようになるところが大きいので、ちょっとそこは気持ち的に難しいところではあるだろうなと思います。

Enji:でも、まず最優先は音楽で食べていくことなんですよね。
そこをとりあえずクリアするまでは自分の願望とか、そういうのは置いといてまず土台に乗らなきゃいけないですからね。
土台が無いと、作品もそうだし、セルフブランディングも意味をなさないですから。

Enji:だからまずは土台に乗ること、生活できることを目標にして活動しています。

ーそうするとおすすめとかいうよりかは、Enjiさんはまず自分のことを考えてますって形ですかね?(笑)

Enji:えっとちょっと待ってください!おすすめはね、確かにしたいんです!
少し話が脱線しましたね…

Enji:コロムを使って欲しい人は…自分に価値をつけたい人かもしれないですね。

Enji:自分に価値があるんだと分かってもらいたい人とかは強いと思いますね。コロムは向いてると思います。

Enji:ちょっとまた僕の体験の話になるんですが…
僕はバンドでミックスとかもやってるし、曲もたくさん作ってきたんですけど、だいたい1ヶ月あたり1曲くらいなんですよ。
もっと長くなると3ヶ月で1曲ぐらいのスパンになる時もありますね。
曲を作っても収入はほぼ0円だった現状を自分で気づいた時に、自分の音楽に価値はあるのかっていうのは結構考えることがあったんですね。

Enji:今までは最初から0円になると分かっているものに対して、つまり無料で配布されるものに対してすごく熱意を傾けてたんです。

Enji:ただそれが、コロムの売り上げという形やCDの売り上げという形で、徐々に自分の作品、自分の生き方、自分の行動に価値が出始めたんだって数字に見えるようになったのがすごく良くて。
ただ売上の数字としてはね、まだまだ少ないんですよ。とっても少ないです。コロムの中でもまだ僕は少ない方だと思います。今後もっと大きくはなっていくと思いますけど。

Enji:でもまだ少ないにしろ、その自分に価値をつけられたっていう体験は、やっぱり何物にも代え難いものがあると思います。
自分に価値をつけるために、例えばCDの作成とかだったら結構手順踏まないといけないし、技術もいるし、パソコンも必要だし、機材も必要だしCDを出すっていうのは結構コストが高いんですよね。

ー初期コストがかなりかかったりしますよね。時間だけじゃなくてお金の部分も。

Enji:だけどコロムだと0円で、スマホだけで価値が生まれる。

Enji:他の配信サービスも確かにそうなんですけど、他の配信サービスより明らかに自分に対して価値がつきますね。
他の配信サービスは不特定多数の人が流れるように見に来るんですけど、コロムはチケット制なので、わざわざユーザーが見に来てくれるわけじゃないですか。

ーそうですね、コロムの場合はお客さんはそのアーティストを見たいがために買って見に来てくれますからね。

Enji:すごい俗っぽい意味になりますけど、お客さんが自分を買うという行動がダイレクトに伝わるので、自分に価値をつけたい人にはコロム使ってほしいですね

ーそれはなんかEnjiさんだから出てきた言葉なのかなと思いますね。

Enji:どうなんでしょうね。
自分のやってることが全て無料で消費されていくっていう、全てが赤字だっていうすごく悲しいような時間を僕はたくさん過ごしてきたというのはあるかもしれないですね。

Enji:みんなが遊んでるとか、大学の他の講義をたくさん受けてるとか、部活をたくさんしてるとか、資格を取ってるとか、授業でいい点を取ってるとか、英語をマスターしたとか、そういう人たちをSNSでたくさん見かけながら、僕は1人で部屋にこもってずっと作業してなきゃいけないと思って曲作りをしていたので。

Enji:その自分の頑張った時間っていうのは、いつか自分のためになると思って頑張ってて、実際その通りになったんですけど、それまでの数年間はだいぶしんどかったですね。
たかだか数年なんですけどね。ただ大きな数年ではありましたよね。

今後どういう音楽人生を歩んでいきたいですか

Enji:将来はアメリカに移住もしたくて、結構アメリカのツテとかも色々探してるし、Xのフォロワーとかもアメリカ人入れたりしてるんですよ。

ーEnjiさんのオンライン活動は本当に自然な流れになるんですかね。結局アメリカじゃなくてもいいって言えそうなぐらいに思います。

Enji:そうですね。僕が先生と呼べる人に相談したこともあったんですけど、先生にはヨーロッパで売れた方がいいと言われて、色々考えちゃいますね。
アメリカに行ってアメリカ1国で売れるより、ヨーロッパに行ってたくさんの国で売れた方が実績づくりとしてはいいよって言われたんですけどどうなんでしょうかね。

Enji:なんかアメリカの方が僕の雰囲気には合ってるような気もするんですけど、そこもちょっと悩みつつ、今後の音楽人生を考えています。
アメリカで大きいスタジオとかを持ちたいですけどね。

Enji:そういえばコロムにはアメリカから配信してる方もいらっしゃるじゃないですか。

ーそうですね、ニュージーランドとかフィリピン、シンガポール、いろんな国から配信していただいてますね。

Enji:そういうところも僕はコロム向きだなと思ってて、日本にいながらアメリカの観客を入れられるのもそうですけど、逆にその日本で応援してくれているファンとかサポーターとかをそのままアメリカに持っていけるっていうのもすごいところですよね。

ー最終的な理想とかはあったりするんですか?Enjiさんの中の究極の理想じゃないですけど

Enji:1番の理想は売れるとかを考えずに、自分の表現したいもの、自分の好きなことだけを詰め込んだ作品ができることですね。音楽にしろ小説にしろ絵にしろ、人に見られやすいものとか人に売れやすいものではなくて、自分の好きなものだけを詰め込んだものがいつかできるといいですね。

Enji:それがどれだけ”かつての大衆化された自分”に影響されてようともその時の自分の好きなものっていうのを詰め込めたらいいですね。

Enji:あとチャリティライブをしたいんですよね。

ーそれはどういう方向けのライブなんですか?

Enji:ライブエイドってあったじゃないですか。
あのライブエイドの現代版を僕はねどうしてもやりたいんです。

Enji:50歳か60歳ぐらいになって、僕が大御所みたいな地位になれたら、若手をめっちゃ集めてライブしてもらう活動の裏方をするぐらいだと思うんですけど。

ーいや表に出てくださいよ(笑)

Enji:もしかしたら最後にちょっと弾くかもしれないですけど。
全世界ライブ中継で24時間。チケット代は全額募金。チケットとかグッズの売上とか全額を団体に募金して役員報酬とか一切なし、みたいな。

Enji:人生の最終目標ですね。
今はしっかりお金を徴収していきますけど、いつかはバーンと。

ーじゃあ60年後ぐらいにこのインタビューの内容を見ると面白いかもしれないですね

今回はEnjiさんにインタビューをさせていただきました。
ありがとうございました。

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インディペンデントアーティスト編集部
インディペンデントアーティスト編集部
「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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