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効果的なライブの宣伝方法とは?やってはいけないミスも合わせて解説!

chihiroblog

「ライブを何回もしているのに一向にお客さんが増えない」と悩んでいませんか?

そういったときは、もしかするとライブの宣伝方法に問題があるかもしれません。宣伝方法に問題があると、いくら良いライブをしても集客率を上げるのは難しいでしょう。

そこで本記事では、ライブの「効果的な宣伝方法」について解説します。

効果の薄い宣伝方法や、やりがちなミスについても合わせて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ライブの主な宣伝方法8選

ここではよく使われるライブの宣伝方法を8つご紹介します。

どんな宣伝方法が効果的かは活動形態によって変わるもの。ここで紹介するものを参考に、自分に合った宣伝方法を探していきましょう。

ライブハウスでの告知

ライブ中に次回のライブについての告知をするのは、よくある宣伝方法の一つです。

ライブハウスに来ている人はライブへの関心が高く、そこで宣伝をすれば次も見に来てくれる可能性が高いでしょう。

ただしライブ中に宣伝するためには、次回のライブの日程や場所が確定していないといけないのでコンスタントにライブの予定を組む必要があります。

フライヤー

フライヤーでの宣伝は昔からある定番の宣伝方法です。

メリットは情報を詰め込みやすく、またデザイン性で惹きつけることができる点。デメリットは拡散性が低く、あまり集客効果は高くないことです。

フライヤーを宣伝の中心に使う場合は、人の目に止まるような目立つデザインにし、配る場所や貼る場所をよく考えましょう。

YouTube

YouTubeでの宣伝は、最近増えてきた比較的新しい方法です。

自身のチャンネルで宣伝するだけでは、すでにチャンネルを登録してくれているファンにしかライブの情報が届かないので、他のアーティストとのコラボや広告を利用すると良いでしょう。

またYouTubeでライブの宣伝をすることを考え、日頃から幅広い層へ届くような動画をアップロードしておくのも効果的です。

SNS

近年の主なライブの宣伝方法は、SNSです。

他の宣伝方法に比べて拡散性が高く、お手軽でコストもかからないので、SNSでの宣伝は必ずしておきましょう。

その際、フライヤーやメンバーの写真、練習風景などの画像、または動画を一緒に投稿すると目につきやすくなります。

HP・ブログ

自身のホームページやブログがあれば、そちらにもライブ情報を載せておくと良いでしょう。

ただしホームページやブログにライブ情報を載せただけでは、あまり宣伝にならないので少し工夫が必要です。

日頃から読者がつくように頻繁にブログを更新したり、SNSにはライブの基本的な情報だけを記載して詳しい情報をホームページやブログで確認してもらったりするなど、上手に活用しましょう。

ライブ配信

YouTubeやInstagramなどのライブ配信機能を使って宣伝する、という方法もあります。

特にすでにある程度ファンがついている場合におすすめ。ライブ配信ならリアルタイムで見てくれている人ばかりなので、宣伝すれば間違いなく視聴者に情報が届きます。

その代わり視聴者以外に情報が広まることはなく、拡散性には乏しい宣伝方法と言えるでしょう。

路上ライブ

自分たちの演奏を見たことがない人に宣伝したい場合、路上ライブも効果的です。

ライブ配信やYouTubeでの宣伝を見てくれるのは、すでに自分たちのことを知ってくれている人が中心。ですが路上ライブなら、知り合い以外の道行く人たちにアピールできます。

路上ライブをする際はしっかりと必要な許可を取り、ルールやマナーを守ったうえで行いましょう。

友人や身内への告知

個別のメッセージで友人や身内を誘うことも少なくありません。特にまだ知名度が低く、あまり集客が見込めない場合は積極的に活用したい宣伝方法です。

ただし新しいファンを作ることには繋がらないので、あくまで一ライブの集客率を上げるためということを理解しておきましょう。

効果の高い宣伝方法と効果の薄い宣伝方法

さまざまな宣伝方法を紹介しましたが、その中でも効果の高いものと薄いものがあります。

なかでもポスターやチラシなどフライヤーを中心とした宣伝方法は、あまり効果が見込めないでしょう。拡散性が低いですし、人の目に止まることも少ないからです。

またSNSも上手く活用できなければ、あまり効果はありません。誰でも使える方法のため、他のバンドの宣伝もたくさんあり情報が埋もれやすいからです。

反対に友人や知人への個別メッセージなど、1対1での告知は比較的集客につながりやすい傾向にあります。

ただし一度に多くの人数に宣伝できないため手間がかかることや、相手との関係を損ねてしまう可能性があるなど、デメリットがあることも覚えておきましょう。

ライブの宣伝で伝えるべき内容

どれだけ効果の高い方法で宣伝をしても、必要な情報が記載されていなければ集客にはつながりません。

そこでここからは、すべての宣伝方法に共通する「ライブの宣伝で伝えるべき内容」について解説します

日程

当たり前ですが「いつライブがあるのか」という情報は必ず記載しましょう。あらかじめ日程を伝えておくことで、予定を空けてもらいやすくなります。

告知の前には、日程が間違っていないか必ず確認するようにしてください。

会場の場所と地図

ライブ会場の位置情報もとても大切な情報です。

出演者にとっては慣れ親しんだライブハウスでも、見に来る人には馴染みがないことも少なくありません。

詳細な住所とわかりやすい地図も載せておくと、より親切でしょう。

出演時間

出演時間は、できればすべてのアーティストの出演時間がわかるタイムテーブルを載せておくのがおすすめです。

スペースの都合などですべてのアーティストを載せきれない場合は「オープン(開場)時間」「スタート(開演)時間」「自分の出演時間」の3つを記載しましょう。

チケットの料金と支払い方法

チケットの料金とその支払い方法も、告知に入れておきたいポイントの一つです。

また、チケット代に加えてドリンク代もかかる場合は「ドリンク代〇〇円」などと、記載しておきましょう。

共演者の出演時間や情報

告知に共演者情報も載せておくと、集客率が上がる可能性があります。

自分たちの情報以外にも共演者の演奏ジャンル、編成、何時に出演するのかなどを告知にいれると良いでしょう。

共演者の情報は間違いがないよう、共演者自身がSNSやホームページで公式に書いているものを引用するのがおすすめです。

予約方法や予約フォーム

当日チケット以外に予約が可能な場合は、予約方法も合わせて記載してください。もしネットからの予約ができるなら予約フォームも載せておくとより親切です。

ライブの宣伝・集客でやりがちなミス3選

ここからは「ライブの宣伝・集客でやりがちなミス」について解説します。

誰もが一度はやってしまいがちなことを3つ紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

むやみにチケットを安くしてしまう

なかなかチケットを買ってもらえないからといって、むやみにチケットを安くしてしまうのはNGです。

チケット代が高くとも魅力的なライブをしていれば、チケットは買ってもらえます。ということはチケットを買ってもらえない理由は、値段が高いからではなくライブに魅力を感じてもらえてないからでしょう。

演奏やパフォーマンスを見直したり、宣伝方法を見直したり魅力的なライブと思ってもらえるように工夫してください。

また、むやみにチケットを安くしていると「人気がないアーティスト」と思われてしまい、ブランディングに影響する可能性もあります。

むやみにライブの本数を増やす

なかには「ライブの数をこなせばお客さんは増える」と考え、むやみにライブの本数を増やしてしまうアーティストもいます。しかし、しっかりと集客ができていない状態でライブの本数を増やすのは逆効果です。

ライブは基本的にチケットノルマが課せられるので、集客ができていない状態でライブをすると赤字になります。

その状態でライブの回数を増やせばそれだけお金がかかり、最悪の場合活動を続けること自体が危うくなる可能性も。

最初はSNSやYouTubeなどお金がかからない方法で宣伝を重ね、ある程度集客率が上がってからライブの本数を増やしたほうが良いでしょう。

CDの無料配布

集客率が低い状態で、CDの無料配布を行っても効果はあまりありません。むしろCDの制作費分赤字になるため、マイナス面の方が大きいです。

自分たちの音楽を形にする、という意味でCDを作ること自体は悪くありませんが、無料配布のためにわざわざ作るのはやめておいたほうが良いでしょう。

ライブの宣伝・集客で注意するべきこと

ライブ告知の時しかSNSに投稿しなかったり、友人に連絡しなかったりするのはNGです。そもそもそのような誘い方は断られる可能性が高いですし、人間関係が悪くなる可能性もあります。

また相手が断りにくいような告知、同情を誘うような告知もやめておきましょう。

確かにその一回はライブに来てくれるかもしれませんが、以降は断られる可能性が高くなり、長期的に考えるとメリットがありません。

集客率をあげるためには「ファン」を増やすことが大切

ここまでライブのさまざまな宣伝方法を解説してきましたが、集客率を上げるために一番良い方法は「ファン」を増やすことです。

しかし、ライブを見てもらったり曲を聴いてもらったりするだけでは、ファンを増やすことは難しいでしょう。

ファンを増やすためには、まずどのような人にファンになってほしいのかターゲットを決め、そのターゲットに合った特別感のあるライブをし、ライブ後はお客さんのアフターフォローをすることが大切です。

どれも大変なことですが、これらを意識して活動していけば少しずつファンは増え、集客率も上がっていくでしょう。

効果的なライブの宣伝方法を知り、集客率を上げよう

ライブの宣伝にはさまざまな方法がありますが、ひとつひとつメリットや効果が違います。

本記事を参考に自分たちにあったものを選び、効果的な宣伝方法を見つけてみてください。

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インディペンデントアーティスト編集部
インディペンデントアーティスト編集部
「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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