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ライブに出演するにはどうしたらいい?出演の流れを初心者向けに解説!

chihiroblog

音楽活動をしている人なら、誰もが思うことは「いつかライブをしてみたい」ということ。

しかし、初めてだと「どうやって出演するライブを探すの?」「どうやって出演を申し込むの?」といった疑問がたくさん浮かんでくるものです。

そこで本記事では、ライブ出演の流れや必要なものについて初心者向けに詳しく解説。

ライブ出演を本格的に考えている人、いつかはライブをしてみたいと思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

ライブに出演するために必要なもの

ライブに出演するためには、最低限用意しておかなければいけないものがあります。それは「演奏曲」と「音源」です。

それぞれ詳しく解説します。

演奏できる曲を5~6曲

ライブをするためには、まずなによりも「演奏曲」が必要です。

必要な曲数は持ち時間によって異なりますが、大体5〜6曲ほど用意しておくと安心でしょう。

オリジナル曲でライブをする場合、最初は6曲も演奏できる曲がないかもしれません。そうした場合は、カバー曲を数曲入れるのも一つの方法。

有名なバンドでもあえてカバー曲を入れることは少なくないので、レパートリーが少ないうちはこうした工夫をしながら必要な曲数を用意しましょう。

審査のための音源

事前に、音源による審査が行われることも少なくありません。特に初めて出演するライブハウスでは、音源の提出を求められることがほとんど。

そのため、審査に提出する音源を用意する必要があります。

音源とはいっても、レコーディングスタジオで本格的に録音する必要はありません。スマホなどで簡易的に録音したものでも大丈夫です。

詳しくは後ほど解説いたします。

ライブ出演に関するよくある疑問

ライブに出演したことがないと、不安に思うことや疑問点が数多くあるでしょう。

ここでは多くの人が抱える、ライブ出演に関する2つの疑問にお答えします

カバー(コピー)でも出演できる?

ライブといえば自分たちで作ったオリジナル曲でするもの、というイメージを持っている人も少なくないでしょう。

しかし、他の人の曲を演奏する「カバー演奏」でもライブに出演することは可能です。

初心者向けや学生限定のライブでは、むしろカバー曲に限定されることもあります。

どのくらいのレベルなら出演できる?

ライブで求められる演奏レベルは出演するライブイベントによって異なり、コンテスト形式のライブなど、なかには一定以上のレベルを求められるライブもあります。

しかし、それ以外の一般的なライブではそれほど高い演奏力を求められることは少なく、初心者でも出演できることが多いです。

具体的な基準は審査を受けてみなければわかりませんが、最低限曲を最後まで演奏しきることができれば、出演できる可能性はあります。

とはいえ最初のうちは不安も多いと思うので、初心者向けのライブイベントに絞って申し込むのがおすすめです。

ライブに出演するための具体的な方法:3ステップ

ここからはライブに出演するための具体的な方法を解説します。

流れは大きくわけて以下の3ステップです。

  1. ライブハウスやイベンターを探す
  2. 音源審査をしてもらう
  3. 日程の調整をする

それぞれ詳しくみていきましょう。

ステップ1:ライブハウスやイベンターを探す

ライブに出演するためには、まず「ライブを企画している人」に連絡しなければなりません。

ライブを企画している人はライブハウスやバンド、イベント企画会社などさまざまですが、まずはライブハウスを中心に探すと良いでしょう。

初心者向けのライブを企画しているのは、ライブハウスがもっとも多いからです。

ステップ2:音源審査をしてもらう

出演者を探しているライブハウスが見つかったら、音源を送り、審査をしてもらいましょう。

「音源審査」ときくと演奏のレベルを判断するものと思われがちですが、それ以外に演奏ジャンルを判断するためのものでもあります。

多くのライブでは似たジャンルのアーティストを集めることで、演奏ジャンルをある程度絞り込むからです。

初心者向けのライブでは、むしろ演奏レベルよりもジャンルを判断する意味合いが強いので、気軽に申し込みましょう。

音源の録音方法や送り方については、後ほど解説します。

ステップ3:日程の調整をする

音源審査が終わり出演が決まったら、主催者と日程の調整をしましょう。

ライブハウスでは定期的にライブを開催しているので、出演枠に空きのあるイベントの日程が送られてくることが多いです。

送られてきた日程のなかに都合の良い日があればその旨を伝え、なければこちらから都合の良い日程や時期を提案しましょう。

ライブハウスやイベンターはどうやって探す?

バンド活動を始めたばかりだと、ライブハウスやイベンターを探すことも大変だと思います。

ここで紹介する方法を参考に、自分にあったライブを探してみましょう。

1.音楽活動をしている知人や友人に紹介してもらう

もし仲の良いバンド仲間など、音楽活動をしている知人や友人がいれば、一度相談してみましょう。

誰かに紹介してもらったほうが、自分で一から探すよりも効率的ですし、良いライブに出会える可能性が高いです。

活動場所が同じなら、その地域のなかで良いライブハウスや良いライブイベントを紹介してもらえるかもしれません。

2.インターネット、SNSで調べる

音楽活動をしている知り合いがいない場合は、インターネットかSNSで調べてみましょう。

アーティストが出演できるライブを探しているように、ライブの主催者も出演者を探しています。そのためライブハウスのホームページやSNSには、出演者の募集案内が載っている可能性が高いです。

ライブのジャンルや開催地域、開催者の評判などを確認し、問題なければ申し込んでみましょう。

出演申込時に伝えるべきこと

出演したいライブが見つかったら、主催者に出演したい旨を連絡しなければなりません。その際、最低でも「メンバーの編成」と「出演希望の時期や曜日」の2点は伝えましょう。

もしバンドではなくソロの弾き語りであれば、そのように伝えてください。

出演希望の時期や曜日に関しては、できるだけ多く伝えておくのがおすすめです。候補日が少ないと出演できるライブの選択肢が少なくなってしまいます。

また「平日は何時以降なら出演可能」など時間帯についても連絡しておくと、より良いでしょう。

音源の持ち込みと審査の流れを解説

ここでは、出演の申込みに欠かせない音源の録音方法と送り方を解説します。

音源はライブ出演の可否だけでなく、出演するライブの種類も左右する大切な要素です。しっかりと準備するようにしましょう。

音源の録音方法

審査のための音源は、レコーディングスタジオで録音したようなクオリティの高いものでなくても大丈夫です。リハーサルスタジオでの演奏を、スマートフォンやレコーダーで録音したもので十分。

ただし話し声などが入ってしまうと良くないので、演奏部分だけを切り取って提出するようにしてください。

また、ドラムやギターアンプ、スピーカーなど音量の大きい楽器の近くで録音すると音が割れてしまい、聞きづらくなります。

何度か録音してみて、できるだけ各パートの音がバランスよく聞こえる場所を探しましょう。

音源の送り方

音源の提出方法は、主に以下の3つです。

  • 音源のファイルをメールで送る
  • ファイルを共有するサイトに音源をアップロードし、URLを送る
  • CDに焼いてライブハウスに直接持っていく

おすすめは音源のファイルをメールで送る方法。

サイトに音源をアップロードする方法は、共有したリンクの期限が切れてしまう可能性がありますし、CDを直接ライブハウスに持っていく方法は手間がかかります。

ただし、ライブハウスによっては音源の提出方法が指定されていることもあるので、その場合は指定の方法で提出してください。

ライブ当日までにすること

出演が決まったら、ライブ当日に向けて準備を進めていきましょう。

具体的にどのような準備をすればよいのか、詳しく解説します。

機材を揃える

機材のなかには、練習時はリハーサルスタジオのものを借りていたものもあるでしょう。

しかし、ライブハウスでは貸し出してもらえないこともあるため、演奏に必要な機材は自分で揃えておいた方が良いです。

ギタリストならケーブル、ドラマーならスティックなど最低限演奏に必要なものは事前に用意しておきましょう。

念のためにライブハウスに置いてある機材やレンタルできる機材を確認しておくと、より安心です。

練習

当たり前のことですが練習は欠かせません。ライブは出演するだけでなく、良い演奏・パフォーマンスを目指すことが大切です。

良いライブができれば今後もライブに誘ってもらいやすくなったり、ファンがつきやすくなったりします。

バンド全体での練習はもちろん、個人練習も欠かさず行いましょう。

MCパフォーマンス準備

忘れがちなのが、MCやパフォーマンスの練習です。

良いライブにするにはただ演奏のレベルを上げるだけでなく、曲と曲の間のMCや演奏中の動きにまで気を使う必要があります。

特にライブに慣れていないと演奏にばかり集中してしまい、まったく動きがなかったりMCで話す内容に詰まったりしてしまいがち。

演奏がある程度固まってきたら、曲ごとではなくMCなども含めたライブ全体の練習をしましょう。

その際動画を録ったり、誰かに見てもらったりすると改善点に気づきやすいです。

ライブ出演当日に持っていくべきもの

初めてのライブでは何を持っていったら良いかわからない、という人も多いでしょう。

そこで基本的なライブ当日の持ち物について解説します。

セットリスト

演奏する曲順をまとめた「セットリスト」は必ず用意しましょう。

「何回も練習してるから曲順を忘れるわけがない」と思いがちですが、ライブ本番は予想以上に緊張するものですので、急に曲順を忘れてしまう可能性もあります。

曲順が見やすくまとまっていれば紙はなんでも大丈夫ですが、ステージ上からでも見やすいようある程度大きいものがおすすめ。

また曲順だけでなく、MCを入れる箇所もメモしておくとより安心です。

楽器

当たり前のことですが、演奏に使う楽器はライブには欠かせないアイテム。

ギターやベースなど楽器本体を忘れる人は少ないと思いますが、ピックやケーブルなどの小物も忘れないように注意しましょう。

衣装

意外と忘れがちなのが「ライブ衣装」です。

本番前にいざ着替えようと思って初めて忘れていたことに気づく、ということも少なくありません。

本番直前まで使わないものだからこそ忘れがちなアイテムなので、事前に確認しておきましょう。

水は想定しているよりも多めに持っていくのがおすすめです。

ライブ中は、緊張や照明の熱によって思っている以上に体の水分が奪われます。特にボーカルは他のメンバーよりも水分を消費しやすいので、できるだけたくさん持っていくようにしましょう。

タオル

タオルは必要ないと思われがちですが、できれば持っていくようにしてください。

すでに解説したように、ライブ中は緊張や照明の影響で汗をたくさんかきます。多少の汗なら問題ありませんが、大量の汗をかくと演奏に影響が出る可能性も。

必ず持っていかなければ行けないわけではありませんが、荷物に余裕があれば持っていくと良いでしょう。

物販

CDやグッズなどの物販があれば持っていきましょう。チケット代だけでなく物販の売り上げもアーティストにとって、とても大切な収入源です。

そしてライブはグッズを買ってもらう絶好の機会。ライブを見てくれたお客さんだけでなく、共演したアーティストが買ってくれる可能性もあります。

最初は小さなものでもかまわないので、なにかしら販売できるものを用意しておきましょう。

トラブルが起きた場合のツール

万が一のトラブルに備えてギターの弦やケーブルなどは、予備も用意しておくのがおすすめです。

ライブに慣れていないと何が必要かわからないと思いますが、本番に起こりそうなトラブルを想定し、必要そうなものは揃えておきましょう。

ガムテープやペンなどの文房具類も、機材の応急処置や物販などで役に立つことが多いアイテムなのでおすすめです。

初めてのライブ出演は万全な準備を

初めてのライブではわからないことばかりで不安も多いでしょう。確かにライブ本番では、予想外のトラブルが起こることも少なくありません。

しかしそうしたトラブルは、事前にしっかりと準備をしておけば防げるものがほとんどです。

本記事を参考に準備を整え、初めてのライブを楽しんでください。

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インディペンデントアーティスト編集部
インディペンデントアーティスト編集部
「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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