ライブの一人参戦は珍しい?一人参戦のメリットや楽しみ方を解説!
「ライブに行きたいけど一緒に行く人がいない」「一人でライブに行きたいけど浮かないか不安」といった悩みを抱えていませんか?
確かにライブの一人参戦は慣れないと不安もあり、ハードルが高く感じてしまうでしょう。しかし、実はライブに一人で参戦する人は意外と多く、慣れれば一人でも十分ライブを楽しむことができます。一人参戦ならではのメリットも数多くあるため、なかには一人参戦の方が楽しめるという人も少なくありません。
本記事では、そんな「ライブの一人参戦」について詳しく解説します。
一人参戦のメリット・デメリットや、一人参戦でのライブをより楽しむ方法、一人参戦するときの注意点などをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ライブに一人参戦する人の割合は?
ライブは友達と一緒に行くなど、複数人で見に行くものと思われがちですが、一人でライブを見に行く人は意外と多く、場合によっては参加者の半数ほどが一人で来ていることもあります。
そのため、ライブ会場で一人で行動していても、浮いてしまうことはまずありません。一人だからと言って周りに気を使う必要はなく、のびのびとライブを楽しみましょう。
ライブに一人で参戦するメリット・デメリット
ライブの一人参戦には、メリットとデメリットがあります。それぞれ詳しく解説するので、参考にしてください。
メリット
まずは、ライブに一人で参戦するメリットを、4つご紹介します。
自由に行動できる
一人参戦の最大のメリットは、なんといっても自分のペースでライブを楽しめることです。立ち上がって応援したり、座ってじっくり音楽を聴いたりと、好きなようにライブを満喫できます。
ドリンクを交換するタイミングや、グッズを見に行くタイミングも自由に選ぶことができ、ストレスなく行動できるでしょう。
入場や帰宅の時間も、他の用事や体調、気分に合わせて自由に調整できます。
好きな日時に行ける
ライブは日時や会場の場所が決まっており、それに合わせて予定を調整しなければなりません。複数人でライブに行くとなると、なかなか予定が合わず、やむなくライブをあきらめることもあるでしょう。
しかし一人参戦なら、自分の都合さえつけばどのライブにも参加可能です。
会場も自分の行動範囲に合わせて選ぶことができ、複数人で行くよりも、ライブの選択肢が大幅に広がります。
現地で友達を作れる可能性がある
ライブの一人参戦をきっかけに、新しい友達を作る人も少なくありません。
ライブ会場は、同じアーティストを見に来ている人たちばかりが集まるため、自然と話が合い、友達になりやすい状況です。
特に一人で参戦している場合は、他のファンとも気軽に話しかけやすくなります。
ドタキャンのリスクがない
複数人でライブに行く予定を立てていると、ドタキャンされてしまう可能性があります。
余ったチケットを他の人に譲ることができれば良いですが、最近は電子チケットのライブも多く、他人への譲渡ができないケースも少なくありません。また、遠方のライブの場合、ホテルや航空券も合わせてキャンセルしなければならないでしょう。
一人参戦なら、他の人の都合は関係ないため、こうしたドタキャンのリスクはありません。
良い席が当たりやすい傾向にある
実際に、よくライブへの一人参戦をしている人の体験談を見てみると、複数人で応募した場合に比べて、良い席が当たりやすい傾向にあるようです。
統計的なデータがあるわけではありませんが、抽選制のライブの場合、一人で応募した方が良い席を確保しやすい可能性はあります。
デメリット
ライブに一人で参加することにデメリットもあります。一人参戦のデメリットを2つ紹介するので、参考にしてください。
道中や待ち時間が寂しい
複数人でライブに行く場合は、道中や待ち時間も楽しい時間になりますが、一人だとどうやって時間を潰したらよいかわからない、という人も少なくありません。
ライブが始まれば、演奏に集中できるので一人でも寂しくありませんが、それ以外の時間を一人でも過ごせるかは、事前に考えておいた方が良いでしょう。
開演前のおすすめの過ごし方についても、記事後半で解説しているので、参考にしてください。
ライブ後の感想を共有できない
ライブの感動や印象的なシーンについて、その場で共有できる人がいないことも、一人参戦のデメリットです。
SNSに感想を投稿したり、他の人の感想を見たりすることはできますが、やはり直接共有できる相手がいないと、物足りなさを感じてしまうでしょう。
一人参戦でもライブを楽しむ方法
一人参戦でライブを楽しむためには、いくつかのポイントがあります。
これから初めて一人参戦をしてみる人はもちろん、すでに一人参戦したことがある人も、これから解説するポイントを押さえれば、よりライブを楽しむことができるでしょう。
アーティストの曲を予習しておく
ライブの前に、アーティストの曲を予習しておけば、よりライブを楽しむことができます。
事前にセットリストが公開されている場合はセットリストの曲を、もしセットリストが公開されていなければ有名曲を一通り予習しておくのがおすすめです。
ライブで演奏される可能性が高い曲を予習しておくことで、ライブへの期待感が高まり、実際の演奏を見た時の感動も増すでしょう。
最近リリースされた曲があれば、ライブで演奏される可能性が高いので、そうした曲もぜひ予習しておいてください。
近くの人に話しかける
ライブは新しい友達を作る絶好の機会です。同じライブを見に来ているので、会話が弾みやすく、通常の環境よりも仲良くなりやすいでしょう。
特に、自分と同じように一人でライブに来ている人は、仲良くなれる可能性が高いです。
まずは好きな曲やアーティストについて話しかけてみましょう。
SNSでファンと交流する
「ライブ会場で直接誰かに話しかけるのはハードルが高い」という人は、SNSで交流してみましょう。ライブ前に会場に向かっていることを投稿したり、ライブ後に感想をシェアしたりしてみてください。
アーティストの名前やライブ会場を文章に入れたり、ハッシュタグを活用したりすることで、同じライブに行っていた人に見つけてもらえる可能性が高まります。可能であれば、同じライブについての投稿に対して、自分からメッセージを送ってみましょう。
ライブグッズを使う
ペンライトやアーティスト公式のタオル、Tシャツなどを使いながらライブを見れば、より会場との一体感を感じることができ、ライブが楽しくなります。
多くのライブでは、アーティスト公式グッズが販売されているので、ライブ前に購入しておくのがおすすめです。
自作の応援グッズを使うのも1つの方法ですが、ライブによっては物販で販売されているグッズ以外は、持ち込みを禁止されていることもあるので事前に確認しておきましょう。
初めてでも安心!一人でライブに参戦するときの流れを解説
ライブに一人参戦するときの基本的な流れは、以下の通りです。
- チケットを購入する
- ライブの下調べをする
- 持ち物・当日着ていく服を用意する
- 開演までに会場に向かい、ライブを見る
まず、チケットを購入しましょう。チケットの取り方には、一般販売、ファンクラブ先行、プレイガイド先行など、いくつかの方法があります。一般販売は、ライブによっては競争率が高く購入できない可能性もあるので、注意してください。
チケットが購入できたら、会場までの道筋やコインロッカーの有無、グッズの販売場所・時間などを調べましょう。
次に、ライブ当日の持ち物と服を用意します。持ち物は人によってさまざまですが、以下のアイテムは必ず持っていくようにしましょう。
- チケット
- お金
- 身分証明書
- スマホ
服装は、基本的に動きやすいものを選びます。特に靴は、スニーカーなど歩きやすく、長時間立っていても疲れにくいものがおすすめです。
持ち物と服装については以下の記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。
全ての準備が整ったら、当日は時間に気を付けながらライブ会場に向かい、存分にライブを楽しみましょう。
ライブに一人参戦するときの開演前の過ごし方
待ち時間を有効に使うことで、ライブをより一層楽しむことができます。
おすすめの過ごし方は、アーティストの曲を予習することです。
ライブ直前にアーティストの曲を改めて聴くことで、ライブへの期待感が高まります。また、聴いたことのある曲でもライブ会場で聴くと、いつもとは違う雰囲気を楽しむことができるでしょう。
反対に、本や雑誌を読んで、リラックスしながら過ごすのもおすすめです。ライブ前に一度気持ちを落ち着かせることで、より集中してライブを楽しむことができます。
一人参戦の良さは時間を自由に使えることです。待ち時間の過ごし方に正解はないので、色々な過ごし方をためし、自分に合った時間の使い方を見つけてください。
ライブに一人参戦するときの注意点
さまざまな魅力があるライブへの一人参戦ですが、いくつか気を付けなければならないポイントもあります。
まず一つ目は、安全に気を付けることです。家からライブ会場までの道中や、ライブ会場内でトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないので、周りに気を付けながらライブを楽しみましょう。
特に女性が一人でライブに行く場合や、夜遅くに帰宅する場合は注意が必要です。
また、貴重品の管理にも気を付けましょう。ライブ会場内で貴重品が盗まれてしまうことも、少なからずあります。貴重品は常に身に付けておくようにし、バッグは前に抱えておくのがおすすめです。
とはいえ大きな荷物を抱えていると他の観客の迷惑になるので、貴重品用の小さいバッグを用意しておきましょう。
ライブの一人参戦は慣れると楽しい!
本記事では、ライブの一人参戦のメリット・デメリット、ライブを楽しむためのコツ、注意点などを解説しました。
一人参戦の魅力は、何よりも自由に行動できることです。ライブの日程や、当日の過ごし方などは全て自由で、周りに気を使う必要はありません。
しかし、自由に過ごすことができる反面、ライブ会場までの道中や待ち時間など、寂しさを感じてしまうタイミングもあります。そんな時は、アーティストの曲を予習したり本を読んだりするなど、時間を有効に使うよう意識してみましょう。
本記事を参考に、ポイントや注意点を押さえながら、ライブの一人参戦に挑戦してみてください。