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音楽クリエイターの印税とは?仕組みと種類をわかりやすく解説

音楽クリエイターの印税とは?仕組みと種類をわかりやすく解説
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「自分の曲が使われたら、印税って受け取れるの?」

音楽を作り続けるクリエイターなら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。印税という言葉はよく耳にするものの、実際の仕組みや種類についてはわかりにくいと感じている方も多いでしょう。

そこで本記事では、音楽クリエイターが知っておきたい印税の基礎知識を、種類・仕組み・受け取り方の流れに沿って丁寧に解説します。事務所に所属していない独立したアーティストの方にも役立つ内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。


音楽クリエイターが受け取る「印税」とは?

music royalties earnings (Photo: Aukid phumsirichat / Pexels)

印税とは、楽曲や音源が使用された対価として、権利を持つ人に支払われる報酬のことです。

書籍の世界では著者に支払われる「出版印税」が有名ですが、音楽の世界では仕組みが少し異なります。音楽の場合、「誰の権利」に基づいて支払われるかによって、印税の種類が変わってきます。

大きく分けると、音楽クリエイターに関係する印税は次の2種類です。

– 著作権使用料(演奏・配信・放送などで発生する印税)
– 原盤印税(音源そのものの権利に基づく印税)

それぞれの内容を順番に見ていきましょう。


著作権使用料とは?作詞・作曲者に入る印税

songwriter copyright payment (Photo: MART  PRODUCTION / Pexels)

著作権使用料とは、楽曲の「作詞」「作曲」に関わる権利——著作権——に基づいて発生する使用料のことです。

楽曲がCDに収録されたり、ストリーミングで配信されたり、テレビやラジオで流れたりするたびに、著作権者にお金が支払われます。

著作権使用料の窓口はJASRAC・NexTone

日本では、著作権の管理と使用料の徴収・分配は主にJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)NexTone(株式会社NexTone)が担っています。

楽曲をこれらの団体に信託登録しておくと、楽曲が使用された際に使用料が徴収され、権利者に分配される仕組みです。

インディーズのアーティストでも、JASRACやNexToneに楽曲を登録することで著作権使用料を受け取ることができます。「事務所に所属していないと印税はもらえない」というのは誤解で、個人でも申請・登録は可能です。

著作権使用料の分配の流れ

1. 楽曲が放送・配信・演奏などで使用される
2. 使用した側がJASRACやNexToneに使用料を支払う
3. 管理団体が権利者に分配する

分配のタイミングは使用された形態(配信・放送・演奏など)によって異なり、数か月〜1年後になることもあります。管理団体のウェブサイトで最新の分配スケジュールを確認するとよいでしょう。


原盤印税とは?音源の権利に基づく印税

recording studio mixing (Photo: Tima Miroshnichenko / Pexels)

著作権使用料が「楽曲(メロディ・歌詞)の権利」に基づくのに対して、原盤印税は「録音された音源そのもの(原盤)の権利」に基づく印税です。

原盤権(マスター権ともいいます)を持つのは、音源の制作にかかったコストを負担した人や会社です。レコード会社が費用を負担してレコーディングした場合は、レコード会社が原盤権を持つことが多くなります。

インディーズは原盤権を自分で持てる

インディーズとして自分でお金を出してレコーディングした場合、原則として原盤権はアーティスト自身が持ちます。

これは大きなメリットです。音源がCDやストリーミングサービスで販売・再生されるたびに、原盤権者として印税を受け取れるからです。

ただし、レーベルや制作会社と契約している場合は、契約内容によって原盤権の帰属が変わります。契約書の内容は必ずよく確認し、不明な点は専門家に相談するようにしてください。


配信印税の仕組みと受け取り方

digital music streaming (Photo: cottonbro studio / Pexels)

近年、音楽クリエイターにとって重要性が高まっているのが、ストリーミング・ダウンロード配信による印税です。

SpotifyやApple Music、Amazon Musicなどの音楽配信サービスで楽曲が再生・購入されると、権利者に対して使用料が支払われます。

ディストリビューターを経由して配信する

インディーズのアーティストが配信サービスで楽曲を販売するには、音楽ディストリビューターと呼ばれる仲介会社を使うのが一般的です。

代表的なサービスとしては、TuneCore Japan、DistroKid、BIG UP!などがあります。これらのサービスを使うと、手数料や年会費を支払うことで、国内外の主要な配信サービスに楽曲を一括で登録できます。

配信印税の受け取りまでの流れ

1. ディストリビューターに楽曲を登録する
2. 楽曲が各配信サービスに配信される
3. 再生・ダウンロードが発生するたびに使用料が計上される
4. ディストリビューターから手数料を差し引いた金額が支払われる

配信印税の単価は再生1回あたり非常に少額ですが、楽曲数が増えたり再生回数が積み上がったりすることで、継続的な収入の柱になっていきます。


印税を受け取るために押さえておきたいポイント

music production contract (Photo: www.kaboompics.com / Pexels)

印税の仕組みを理解したうえで、実際に受け取るためにやっておくべきことを整理します。

楽曲の権利を明確にしておく

作詞・作曲を複数人で行った場合は、権利の持ち分を事前に決めておくことが大切です。口約束だけでなく、書面に残しておくとトラブルを防げます。

著作権の登録・管理はJASRACまたはNexToneへの手続きが必要です。詳しくは各団体の公式サイトで確認してください。

原盤権の帰属を確認する

レコーディングにかかった費用を誰が負担したかによって、原盤権の帰属が変わります。他者と共同制作する場合や、レーベルと契約する場合は、原盤権について契約書に明記されているかを必ず確認しましょう。

配信ディストリビューターを選ぶ

楽曲を配信サービスに乗せるには、ディストリビューターへの登録が必要です。料金体系(年会費制・手数料制)やサポートの充実度を比較したうえで、自分に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。


まとめ

音楽クリエイターが受け取る印税には、大きく分けて次の種類があります。

著作権使用料:作詞・作曲の権利に基づく使用料。JASRACやNexToneが管理・分配
原盤印税:録音された音源の権利に基づく印税。インディーズは自分で原盤権を持てる
配信印税:ストリーミング・ダウンロード販売で発生する使用料。ディストリビューター経由で受け取れる

事務所に所属していなくても、正しく権利を管理し手続きを踏めば、自分の楽曲から継続的に収益を得ることは十分に可能です。まずは著作権の登録と配信環境の整備から、一歩ずつ進めてみてください。


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インディペンデントアーティスト編集部
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