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ミキサーになるには?必要なスキルや、MA・PAミキサーの違いを解説!

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音楽や映像作品において、その音の質や印象に大きな影響を与えているのがミキサーの仕事です。ライブ会場での臨場感あふれるサウンドや、映画での感情を揺さぶる効果音、これらはすべてミキサーの仕事によって生み出され、この仕事に憧れる人も多いです。

しかし「ミキサーになりたい」と思っても、具体的にどんな仕事なのか、どうすれば目指せるのかわからない方も少なくありません。

そこで本記事では、ミキサーを目指す方に向けて仕事内容や、ミキサーになるための具体的な方法、必要なスキルなどについて詳しく解説します。音楽や映像の世界で活躍したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

ミキサーとは?

ミキサーを目指すために、まずはミキサーとはどんな仕事なのかをしっかり把握しておきましょう。具体的な仕事内容はもちろん、ミキサーの種類や働き方、収入などについて知っておくことも大切です。

以降の解説を参考に、ミキサーへの理解を深めてください。

具体的な仕事内容

ミキサーの主な仕事は、複数の音源や楽器の音をバランス良く組み合わせ、聴きやすく魅力的なサウンドに仕上げることです。録音された音源のレベル調整、イコライザーでの音質調整、空間系エフェクトの付加、ダイナミクス処理などを行います。

また、作品のジャンルや目的に合わせて適切な音作りをするため、ディレクターやアーティストとのコミュニケーションも重要な業務です。

スタジオでの収録時には機材のセッティングから担当し、本番では各トラックのレベルを監視しながらリアルタイムで調整します。また、録音後には細かな編集作業やミックスダウン、さらにはマスタリングまでミキサーが担当することも少なくありません。

作品の種類によっては、効果音や環境音の制作・編集を行うこともあります。

PA・MAミキサー、ミックスエンジニアの違い

ミキサーの職種は、基本的に3種類です。まず、PAミキサー(Public Address Mixer)は、コンサートやイベント、ライブハウスなどでの音響を担当します。会場の音響特性を理解し、臨場感ある音を観客に届けるのが役割です。

MAミキサー(Multi Audio Mixer)は、テレビや映画、CM、アニメなどの映像作品を担当し、映像に合わせた効果音やナレーション、BGMなどのミキシングを行います。

一方、ミックスエンジニアは主に音楽制作の分野で活躍し、録音された楽器や声のトラックをバランス良く調整して一つの楽曲に仕上げる仕事です。各楽器の特性を理解し、アーティストの意図を汲み取りながら、魅力的な音楽作品を作り上げます。

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インディペンデントアーティスト編集部
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「私たちは音楽を諦めない」というビジョンを掲げ、多様なジャンルのインディペンデントアーティストたちを紹介するオウンドメディアを運営しています。新たな才能を発掘し、アーティストの創造性を全面的に支援することで、音楽の新しい形を創り出しています。マイクロライブ空間アプリ「コロム」運営。
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